表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

第一章 1話 期待の初仕事……の直前

思わず鼻歌を歌うくらい、今の俺は気分が良かった。


暖かい日差しが石造りの町並みを照らしているから、ではない。


この国、キーターム王国にはガーディアンという職業がある。


この世界には魔物が存在する。

それらはドラゴンだったり人型だったり、動物だったり人為的に作られた存在もいる。


そんな危険な存在から王国を守る。

それがガーディアンの仕事だ。

そして当然、貧弱な人間に国を任せるわけにはいかないのでガーディアンに合格するための試験は難しくなる。


その試験に合格したのだ。


そして、今日が俺の初仕事。


『六』と書かれた盾型のバッジが光を受けて輝く。


これは第六ギルド『ギルティア』に合格した証だ。

付けているだけで何だか気分が高揚し、つい鼻歌を歌ってしまった。



「よし、ここか」


渡された地図を参考に、とうとうギルドにたどり着いた。


周りの家より一回り大きな石造りの建物。

おそらく自分たちが今日から配属されることはガーディアン達に通達されているだろう。


それと、もう一人新人の女性が配属されるらしい。


また、ギルティアに所属しているガーディアン達は一騎当千の実力を持つらしい。


俺は彼らについて行くことができるだろうか。

一抹の不安が胸をよぎる。


(いや、弱気になってる場合じゃない)


俺は誓った。復讐を果たすと。


俺は誓った。教会(あの組織)を潰すと。


そして、もう誰も悲しませないと。


これはその第一歩だ。


俺は決意を固め、扉を叩いた。





少しでも自分の文章を見てくれた方がいてくれて嬉しいです。

もし良ければコメントか何かを残してくださると嬉しいです!

毎日投稿ってかなりカロリー使いますね……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ