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3話 これはまさしく棚からぼた餅

クエスト受注にはゴールドがいると知り、アルバイトを探して二人は歩き始めた。

3話 これはまさしく棚からぼた餅


「なあエリチ〜、なんで僕今農作業してるのぉ…」


「それはゴールドを集めて、クエスト受注するためにアルバイトしてるんですよ!」


…時をさかのぼること半日前。クエスト受注出来なかった僕達は町をプラプラ歩いてた。すると丁度農作業しているおじいちゃんがいたからアルバイトを頼んだのだ。期間は今日1日。報酬は150ゴールドと初めてにしてはまあまあ良い。ということでこうして慣れない重労働をしている。まぁ、悪い気はしないから良いか。


「アンタさん達、クエストなんかに行ったりするのかね?」


お、おじいちゃんが話しかけてきたぞ…。なになに、実は自分も昔クエストいってたとか言うやつかこれは…。


「そ、そうですけど、どうかしたんですか?」


「いやぁ、ワシも昔クエストなんかしょっちゅう行っててのぅ、でも今こんなんじゃから、おぬしらにコレをやろうと思ってのぅ。」


きました!!…ほんとテンプレ通りかよwwwwでなにを渡す………の!こ、これはもしや…


「これはのう、ワシが昔使ってた杖じゃ。魔導師の。おぬしらを見た限りでは武器もないとみた。そこそこ高いものじゃ、大切に使うのじゃよ」


「おじいちゃん、ありがとう!これで俺達頑張れるよ!!!」


こうしてクエスト受注出来るだけのゴールドと、意外と強そうな武器も手に入れた俺達はギルドへ戻り、簡単なスライム狩りを受注した。


「ところでエリチ、属性っていくつ存在するんだ?」


「火・水・木・闇・光・無の6つですかね、無は唯一適性がなくても出来る魔法で、5つとしてかんがえてもいいですかね。ちなみに私は光。サトさんは?」


「僕は全属性に適性を持つ能力を授かったからな。全部いけるだろ?」


「これは非常に心強いですね、下心丸出しなところ以外は。」


「いや、今回僕なにも下心が文章にあらわれてないでしょ!?」


「文章には無くても、ほんとに1ミリも思ってなかった?ワァ、エリチタンシャガンダトキパンツミエテルhs(裏声)なんて思ってたんでしょ!?」


「冤罪だ!そんなこと思ってない!!!」

…ちょっとしか。


「まあいいわ、じゃあスライムを狩りに行きましょう!!」


「おう!」


こうして冤罪をかけられながらも武器もゴールドも、多分エリチカからの信頼も得られた僕であった。だがまだこの時は知らない。この中のどれかがスライム狩りで失われる事になるとは…。


所持金:150G

装備:慧が古びた杖を手に入れた

どうもエ口です!なんかどんどん自分のガサツさがあらわれはじめてますね(汗)次回もよろしくおねがいします!

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