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キラキラ
キラキラ
キラキラ
ジャングルの中の大きな泉で何かが光っている。
キラキラ
キラキラ
手を伸ばせば届く。もう少し、もう少し
届いた‼
「うわあっ‼」
勢い良く飛び起きた。背中にじっとり汗がにじんで気持ち悪い。何かを掴んで、それからどしたんだっけ。何か凄い物を見た気がするのに、思い出せない。でも悪夢ではなかった。
ぎゅっと手を握りしめた。手には何の感覚も残っていなかった。
「どした?ポポ」
どうやらティカを起こしてしまったらしい。三段ベッドの上から声が降ってきた。私のベッドの下からもキルアがもぞもぞ動く音が聞こえる。私は三段ベッドの真ん中だから上にも下にも声が響く。あわあわと謝りながらもう一度布団に入った。
なんだったのだろう。あの夢は……
そんな事を考えていたけど、ドルン教官の地獄のような訓練のせいですぐにまた眠りについた。
妖精との出会い




