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章末座談会2

始「やっと二回目か」

フェンリル「あと何回も続くかわかりませんけどね」

悠斗「確かにこれ以降シリアスな展開になるんだからこんなことしてる暇なんてないだろうな」

実「大丈夫だよ、こういうのは本編に影響されないから」

悠「それでいいのか。くだらないことで時間つぶしているくらいなら本編を書けばいいのに」

始「まあそれは作者の都合だ。せっかく始めたんだから最後までやってもらわないとな」



 題目Ⅳ 桜やヘルは誰とくっつく予定ですか?



悠「何だ、この意味のわからない題目は」

始「まあ、つまり、こういった長期連載ものでは主人公とヒロインが最終的に恋愛関係になるのが定番で、この作品でもそうなるのではないかと」

実「この小説女の子少ないしね」

フ「というより作者が女より男の方が書きやすいというのも理由の一つですね。あと登場人物のほとんどが北欧神話から来ているし、作者はなるべく原作を尊重したいので性転 換のたぐいはしないそうです」

始「まあとりあえず本人に訊くのが一番じゃないか?」

悠「さっきオルムが呼びに行った」

実「仕事早!」

始「とりあえず来るのを待つか」


 五分後


桜「それで呼ばれたってわけ?」

実「まあそういうこと」

桜「前回出られなかったから今回もなしかと思ったわよ」

ミドガルズオルム「お父さんちゃんと呼んできたよ」

悠「ああ、オルムは偉いな。ほらお菓子をやろう」

フ「父上あまり甘やかさないように」

始「話に加わる気のないあっちはほっといて、桜はどうなんだ? 誰か意識しているのか?」

桜「うーん、ないなー」

フ「幼馴染みで恋人になるのが人間の定番なんじゃなかったんですか?」

始「それはフィクションの話だ」

桜「悠斗や実を意識したことってないな。子供の時は一緒にいるのが当たり前だったし」

始「今も?」

桜「今は一緒にいるのが当たり前で異性として意識できないのかも。悠斗は久しぶりに会ったら全然変わってたけどまったく見向きもされないからこっちもする気になれないし」

悠「俺はガキに興味はない」

始「お前、一応未成年のくせに…」

悠「人間世界での話だ。それで実は?」

桜「やっぱり意識しないな。異性として意識してないのもそうだけど、向こうが子供の時と何も変わってないもの。男はもう少し男らしいところ見せてくれないと」

実「……」

 実、何気にショック

桜「始さんは尊敬できるお兄さんってかんじかな。まだこっちの方が意識できるけど。でもやっぱりお兄さんってかんじがして、そういう感情を持ったことはないな。まあ今は 恋愛より他の方が楽しいからする気ないけどね」

フ「花より団子ですか」

悠「なんか意味が違う気がするが似たようなものだろ」

桜「コラ」

始「次行こうか、ヘルさんはどうなんだ?」

ヘル「え? 私? ええと、あんまり考えたことない……です」

悠「ヘルは嫁にやらん」

実「言うと思ったけどね」

ミ「じゃあタイプとかないの?」

ヘ「ええと、お父様みたいな人がいいです…」

フ「これまた予想通りで考えること自体が無駄な気がしてきませんか」

始「そうみたいだ。まあ恋愛話になることはないんじゃないか。期待してる人には悪いが」

悠「ヘルが欲しい奴は俺の屍を越えていけ」



 題目Ⅴ 今後の予定は?



悠「それはさっさと終われと言いたいのか?」

始「卑屈にとるな。作者はあと三・四章のつもりらしいがあくまで予定だからな、あてにはならない」

フ「作者をあてにしたことはないですけどね」

ミ「俺もっと出番増やして欲しいー」

フ「出番が来る前に終わってしまうかもしれませんよ」

始「まあそれは作者の気力次第だな。とにかく計画通りに進めてくれないとこちらも困るし」

悠「どうせろくなことは書かないだろ」

実「まあそれは否定しないそうだけど…」

ヘ「私はみんなで静かに暮らせればそれで良いのに…」

悠「まあそれでは読む方もつまらないだろう。どうせこっちに拒否権はないんだ。せいぜい付き合ってやるとしよう。恨まないかは別だが」

実「なんか、下手な話を書いたら殺されそうだね」

桜「それはそんな性格にした作者自身の責任よね」

始「自分が作ったキャラクターに殺されたら話にならないな」

悠「そうか、今殺してしまえば少なくともこれ以上不幸にはならないな」

始「待て待て、それはいかん。それだけは」

フ「どうせたいして期待もされていない小説です。ここで終わっても問題ないでしょ」

実「いや、それ自分で言ったら悲しくない?」

悠「というわけで今から殺しに行こう」

ミ「行くの? 行くの? 僕も行く!」

実「待って待って! それは駄目だって!」

フ「大丈夫ですよ、証拠は残しませんから。残っても問題ありませんしね」

実「そういう問題じゃないって」

桜「だけど、これ書いてるのが作者なんだから止めようと思えば止めれるんじゃないの?」

始「そのつもりらしいぞ。ほら、今パソコンを切ろうとしてる」

悠「おいコラ待て、殺すまで待て」

実「殺すと言われて待つ人はいないと思う」

ヘ「あ、モニター切ったわ」

悠「コラ待て! 無責任」

 ブチッ




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