プレゼントで貰った土地に突起物があるので近寄ると爆弾だった件について
今日は22歳の誕生日として俺、ノ下幸男(ノシタ-サチオ)は父親から誕生日プレゼント(遺産)として日本アルプスの周辺にある広大な土地を貰った。
小屋から日本アルプスの絶景が眺められ、羊が歩いていて、俺は無理してブラックコーヒーを飲む。
そして吐く、原因は苦いのが苦手なんだ。ただそれだけだ。
「不味、コーヒー豆を焼香にすんぞコノヤロウ」
それにしても・・・早いな・・・、人生って。
僕は昔懐かしい父親との思い出を振り返りながらコーヒー豆をシュレッターに入れた。
「この前あった時はあんなに元気だったのによ・・・」
今日は49日、納骨日でもあるので余ったコーヒー豆も一緒に収めたいと思った俺は頭陀袋の中にあったサッカーボールを取り出し、コーヒー豆を全部入れた。
暇なのでサッカー、今いる小屋の二階からボールを落としてから一階に降りて外に出た。
「どうやらこの天気だと、親父は極楽往生できるな!」
俺はサッカーボールを蹴って遠くに飛ばした。
そして俺はサッカーボールの飛んだ方向に走った。
*****
「今気づいたけどなんだこれ??」
サッカーボールの行方がわからなくなった変わりに物騒な物を見つけた。
「って、地雷じゃねーか」
俺はタバコに火をつけて、地雷から遠ざかった。
いつもと変わらぬ歩き方で小屋に向かったら羊の大群が押し寄せてきた。
「あ?何やってんだ?」
群れの最後尾を見ると親父の弟、叔父が羊に何かをやらかしてる。
「おっ・・・おい、嘘だろ!?」
羊は俺に向かってくる、このまま直進すれば地雷を踏んでしまう。
そこで俺は大の字になって、
「かかって来いや!!」
車に轢かれたように吹っ飛び地雷の上で尻餅ついた。
どうやら今日、親父は天国に行った。
そして俺は地獄に向かうようだ。
END




