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2話

「あれがイースト村ですよ魔王様」

丸太を積み上げたような家が点々と建っている。

こんな小さな村を滅ぼしたところで魔王としての名声は上がらんだろう。

しかし今の我の最善手はこれなのだからしょうがない。

「魔王様の炎魔法で一気に焼き尽くしちゃいますか?」

「それもそうだが一人は生き残りが出るようにした方がいいな」

「何故ですか?パーンとやっちゃいましょうよ!」

「それだと我の恐ろしさを語るものがいなくなってしまうだろ」

「確かに、さすがは魔王様!」

エビルスライムの尊敬の念が我の心を圧迫する。


村の門番のような男二人が我らに気づいたようだ。

「消すか。メテオファイア」

天から2つの火球が降り、男二人を焼き尽くす。

人間は脆いな。

村の制圧は簡単そうだ。


村人が異変に気付き我らの元へと集まってくる。

「何事だ!」

一人のガタイのいい男が村人の群れを掻き分け出てくる。

「これからこの村を魔王様が滅ぼしますよ!」

「お前が魔王か、待ってたぞ」

「我は魔王だぞ勇者でもない貴様がずいぶん余裕そうだな」

「あたりめぇーよ。俺は勇者の仲間。戦士のウォーリーだ。お前を逃がさないためにここで待ち伏せしてたんだよ」

「そうか、我を前にしてその態度を保てる精神力は認めようだが勇者と離れたのが貴様の判断ミスだ食らえ、アイスニードル」

人の背丈ほどある無数のつららが奴に襲い掛かり続ける。

勇者の仲間といったな。念のため長めにやっとくか。

しばらくして、魔法を止める。

「魔王ってこんなもんなのか?」

立ち込める砂埃から余裕を含んだ声が聞こえてきた。

やばい、こいつ強い。

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