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顔面ハンマーの手加減ってなんなのでしょう

ここから先は1日1話ペースで投稿します。

最後まで書き終わってはいるのですが、残虐描写が多いので、修正しながらあげていきます

「あーあ。確定じゃん」

「まあ、貴族になりたいなら良いんじゃない」


龍姫様が、ネイを浚われたあと残された三人で話す。


まあ、ネイには明確な目標があるのは分かった。


これからする苦労も目標があれば耐えられるだろう。そう思い込もう。


ウルはニコニコしながら

「ねえねえ。ネイのウエルカムリンチ、私がしていい?」

「良いわけないでしょ」


ウルはカリスナダにしたばかりだ。

順番で言うと


「カリスナダかユレミツレのどっちか。でもカリスナダやらないでしょ」

カリスナダは人族の時の理性が比較的残っている。やられたら存分にやり返すが、そうでない攻撃は躊躇うのだ。


「カリスナダ、呼んでくるよー」

ウルが出て行く。


「あいつ、凄い神経ね」マディア

会う度に殺し合いしている二人なのだが


「そんな神経あったらああはなってないわ」

その間に

「ユレミツレ呼んでもらえる?」

「いいよー」

マディアにお願いする。


彼女らに任せると酷いことになるから、仕方ないとは言え、なんで私が仕切っているんだ。

と悩みの種が増える。


少し待つと、最高に嫌な顔をしてカリスナダが来た。

「なんの用ですか?」

この状態のままだと、ウルがおちょくって、カリスが激高するといういつもの流れになるので


「アリスウル、退席して」

「えー?聞きたいよぉ」ウルが不満そうに口を尖らせる。


それでも

「退席して」

淡々と言うと。

「仕方ないなぁ」

ウルはでていった。


少し困惑したように、カリスが

「フェルさんの御用事でしたか?なんでしょう」


私は心底面倒くさいという表情で

「龍族が増えるわ」


驚愕したようにカリスナダが顔を歪ませる。

「どこの物好きですか?」

「ネイ」


「はあ!?無理ですよ、あの子は!?」

カリスもネイの事を知っている。

カリスも人族の手伝いから龍族になったのだ。


「私はそう思って止めにいったら、貴族になりたい叫んだ挙げ句、龍姫様が攫っていったわ」


「面白そうな話ですね」

ニコニコしながらユレミツレも来る。


「んで、ネイの龍族化は避けようがないわ。で、その洗礼を」

「…フェルさんも、そういうの言われるんですね」カリスが少し顔を歪ませる。


「龍族だもの。闘争のなんたるかは知らないと後で苦労するわ」

「なるほど。で、私かカリスナダかと」

微笑むユレミツレ。

「私は」

困惑したままカリスナダが言おうとするが


「このユレミツレが行いますわ。ネイさんは昔から可愛いがっていましたの。始めての後輩だから嬉しいですわ」

残虐な笑顔を見せる。


「手伝いが必要なら言いなさい。それと」


正直ユレミツレはやり過ぎると思う。なにしろ、自分は顔をハンマーで潰されているのだから

「分かっていますわ。手加減します」


顔面ハンマーの手加減はなんだろうか。

子宮ハンマーとかか。


わたしは、そんなくだらないことを考えながら溜め息をついた。



龍姫様に呼び出された。恐らくネイの件だろう。


「ネイに名付けをしたわ。テルネイトと名乗らせます」

「かしこまりました」

「10日後式典を行うから」

「準備いたします」

「その間、可愛がってあげなさい」


にこりと龍姫様は微笑む。

「ユレミツレに話を通しています」

「あらあら。そう言えば、あの娘にとって初めての後輩ね」


ニコニコされたあと、真顔になり

「あなたもやりなさい」命令

「畏まりました」


命令なら逆らえない。

わたしは心の中で溜め息をついた。

フェル、マディア、カリスの三人は、比較的穏健で話が通じる龍族ですが、ウル、ユレミツレあたりは、気に入らなければ人族を殺すのに躊躇いません。

基本的な龍族は後者の考え方です。


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