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どうせ聖女の国なんだから、なにやってもいいだろと思いました

寝起きの良い朝。

龍族の諍いもなく、ストレスがない。

さて、早々に出発するかと思うが


「……」

ドアの前にヒルハレイズ。


「おはよう。なにか御用?」

「…帰り、同行することになりました」


「あらあら、私はあの兵士さんたちで十分なのに」

「盗賊に襲われたと聞きまして。客人に対して失礼でしたわ。私がいれば、盗賊など撃退できます。」


「守ってくださるの?うれしいわ。よろしくね」


実際は監視だろう。

しかし、ヒルハレイズなら出し抜くのは容易だ。

ジュブグランの方が能力的には厄介。


「…ええ。全力を尽くします」



ヒルハレイズかジュブグランか。

どうも争いがあったらしい。


本来ならガジャロブが決める話だが、現段階では話を聞ける状態にない。


そうなると、立場の問題にすり替わる。

結果ヒルハレイズが「常にそばにいることになるんだから近接戦闘もできる私の方が向いている」と突破したらしい。



私の感想は


「ばかじゃねーの」


どう考えても遠距離からのジュブグランの監視でしょうに。

なにかしでかしそうなら、遠距離攻撃で邪魔をして余計なことをされずに済むし。


まあ、ジュブグランの事だ。黙って監視するかも知れない。警戒しよう。



帰り道、馬車はやたら早かった。

厄介払いが見え見えである。さてどうするか。


しかし、この速さから考えるにジュブグランの監視は考えにくい。

ガジャロブはまだ無理だろう。

ヒルハレイズが抜けて、ジュブグランも併走というのは考えにくい。

ならば、そろそろだな。


川沿いの街で一泊。

心の底から「馬鹿なのかなぁ」と思うチョイス。


完全に人選間違えてますねー。

さて、川になんの毒を流そうかなぁ。

部屋でごそごそしていると。


「フェルラインさん、今日はこの部屋で寝ます」


ヒルハレイズ。

ああ、一応警戒はしているんだ。


「まあ、素晴らしいわ。どうぞ、こちらへ」

ベッドに向かって手を引く。


「…なにをされます?」

「あら?一緒に寝られるのでしょう?」

「…同じベッドとは言っていませんが」

「まあ、わざわざ同じ部屋にいながら、別のベッドに行くの?私はいいけれども」

くすくす笑う。


「目視で私を監視できると思うの?」


顔が引きつるヒルハレイズ。

そして、ベッドに潜り込んで。


「まあ、情熱的」

ギューッと抱きついてくる。


「……」

顔が真っ赤。


「龍族の特性があってね。一つは闘争本能」

突然語り出した私を、怪訝な目で見る。


「幸い、私はそこまでではないの。信じられないかも知れないけれど、他の龍族は、聖女の取り巻きと認識した時点で、八つ裂きにしてるわ」


「…そんなことはさせません」

「まあ、そんなんだから私が来たのよ。もう一つの特性」

指を立てる。


「淫乱」


「……は?」

ぽかーんとこちらを見る。


「闘争本能が薄い龍族は、こちらが強く出る。誰に対してもではないわね。許可なく男とかには性交しないし。ただ、同じ龍族や、人族でも女性とはこだわりなくやるわ」

ぎゅっと抱きついているのでわかる。ヒルハレイズは汗ばんでいる。



「さて、じゃあセッ○スしましょうか?」


「正気で言ってるの!?」

ヒルハレイズはベットから出て後退る。


「だって、情熱的に抱きつかれたのよ?それはセッ○スのサインでしょ?」

「そんなわけあるわけないでしょ!?」

「あれ?そちらはそういう文化ないの?メルーシャはそうだったみたいだけど」


「わ、わたしは、違う」

顔真っ赤

「あら、そう。じゃあ、新しい世界を開いて見ましょうか?」

「ま、まって!冗談でも、はったりでも、ないの?」


「あなたにとっても良いでしょう?セッ○スしている間は、間違い無く私はここにいるのだから。後はイキまくって、気絶しなければいいのよ。頑張って」



結局、時間稼ぎになる。

という私の口車にのって、ヒルハレイズとセッ○スをした。


その結果、音遮断の魔法使わないと大騒ぎになりかねないほどの大絶叫。


僅か二時間で、数十回いかせまくり、

ヒルハレイズは気絶した。

うむ。ヒルちゃん、チョロい。


さて、ヒルハレイズを置いて散歩にいくが


「あらまあ、覗きとは趣味が悪い」

「緊急の念話が飛び込んできたのでね。転移したら驚いて腰を抜かしたよ」

ジュブグランがそこにいた。


「私はセッ○スのあと、身体を清める癖があるの」

「どうぞ。行動を止める気はない」


ジュブグランは呆れたように

「ヒルハレイズとセッ○スという行動に出るとか、想定外にも程がある」


「かわいかったわよ。初めての経験があれじゃ、もう男ではいけないわね」


「私達は男との性行為などあり得ぬ…まあ、龍族との交尾はいいのかと言われると困るが」


「さて、裸になるんだけど、あなたもやる?」

「遠慮する。しかし、同じ女性同士だ。共に身体を洗うぐらいは問題なかろう」

そう言ってジュブグランも服を脱ぐ。


「…凄まじい身体付きだな。なぜそんな豊満なのに、無駄のない筋肉をしているのだ」

ジュブグランが呆れた顔をする。


「エッチな気持ちになった?」

「畏怖する気持ちしか生まれぬ。聖女様の御命令でなければ、悲鳴をあげて逃げていたぞ」


「あら、ショックだわ」

そう言いながら身体を流す。

ジュブグランは流した水を掬って嗅ぐ。


「あら?体液に興味が?いいのよ?直接舐めても」

「いや、あなた方の体液一つが人族にとっては恐ろしいのだ」

ジュブグランは冷静だ。


体液にごまかして毒を混ぜていないか調べているのだろう。やはりこいつは障害だ。


「…ふふふ、良い身体しているのね」

もたれかかる。

「申し訳ないが、私はそういう趣味はない」

「あら?つれない。付き合ってくれてもいいのに」

そう言って身体を拭く。


するとジュブグランは思慮深そうに下を向いていた

「どうしたの?」

「あ、いや。なんでもない」

「ああ、無理矢理襲われるかもって警戒していたの?大丈夫よ。私は同意のないセッ○スって嫌いなの」

服を着る。


「では、ご機嫌よう」


部屋に戻ると、ヒルハレイズはまだ気絶していた。


「まあ、可愛い。もう一回しようかな?」

ジュブグランを撒くためにもそうしよう。

そのままヒルハレイズの上にまたがり、セッ○スをした。



翌日

「…わ、わたしわぁ…」

完全に落ち込んでいるヒルハレイズ

「ああ、そうそう。ジュブグランが来てたわよ。セッ○ス見て腰を抜かしたって言ってたけど」


「ああああああああ」

頭を抱えてる。

すると


「ヒルハレイズ、気持ちを立て直せ」


「ジュブ!」

「私はもう戻る。とにかく使命を果たせ」

そう言って転移を使った。



さて、次のプランは頭で固まった。早速やりまくろう。


「ちょ!?ちょっと!?」

「良いじゃない。昨日寝た仲なんだし」


移動中、ひたすらヒルハレイズに性的悪戯

昨日の絶頂が忘れられないのか、ロクに抵抗も出来ない。


「あん♪可愛い♪あなた人族にしては頑丈だし、もうちょっと激しくしてもいいわよね♪」 

「や、やめてー!」


防音の魔法をかけているからあれだが、馬車の中見られたら終わりだな。



その夜、遠距離会話を傍受した

『ジュブ、助けて』

『今度はなんだ?セッ○スのし過ぎで腰が立たないとかか?』

『うん』

『…うん、じゃない。冗談のつもりだったんだが』

『だって!あの淫乱!移動中ずっとやりまくるんだよ!おかしいよ!あいつ!』


『ずっと一緒だから、変なことも出来ないだろう。素晴らしい。使命を果たしている』

『その前に私が潰れる』


『じゃあ誰を出せばいい?私か?勘弁してくれ』

『ジュブ以外でもいいよ。他にだれか』

『いるわけが無い。他の連中じゃ撒かれて終わりだ』


『本当にヤバいって、身体がおかしくなるから!』

『じゃあ、あなたが聖都に戻って、私が遠距離から監視するか?』


『うん』

『うん、じゃない。あの議論はなんだったのだ…』

完全に呆れているようだ。


『とりあえず聖都も楽じゃないのだ。緊急交代とか勘弁してくれ』

『お願いー。ジュブー』

『あと3日、頑張れ』



さて、わざと聞かせたか、本気の通信か

答えは行けば分かる。


「さあ、ヒルちゃん。夜だしやろうか」

「ひい!さっきまでずーっとやっていたでしょ!?」

「あれは遊び、ここからが本番」

「たすけてー!」

半泣きだ。構わずキスをするが


「…ふむ」

少なくとも彼女はジュブグランがもう来ないと確信している。諦観めいた感情を感じる。

後は、彼女の身体をもさぼって、利用しよう。

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[一言] やーイキ地獄w天獄?
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