わたしは
淡い色 この手すり抜け 泡となり
繰り返す ただ哀しげな あの時を
思い出は この胸の奥 焼き付いて
離れない ただ一瞬が 永遠に
その一秒が永遠になるなら
永遠も束の間に過ぎないのでしょうか
白と黒 巡り合うのは 一時だけ
交差する 光と闇に ふと気づく
真逆だと 対照的だと 言うけれど
いつだって 二つは傍に 生きている
白き光に満ちた世界でも
黒い闇が消え去るわけではないのでしょうか
刹那が 永久で あるように
永久が 刹那で あるように
あなたが わたしで あるならば
光に 闇が 寄り添うように
闇に 光が 寄り添うように
わたしは あなたに 寄り添える