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わたしは

作者: 四季

淡い色 この手すり抜け 泡となり

繰り返す ただ哀しげな あの時を

思い出は この胸の奥 焼き付いて

離れない ただ一瞬が 永遠に


その一秒が永遠になるなら

永遠も束の間に過ぎないのでしょうか


白と黒 巡り合うのは 一時だけ

交差する 光と闇に ふと気づく

真逆だと 対照的だと 言うけれど

いつだって 二つは傍に 生きている


白き光に満ちた世界でも

黒い闇が消え去るわけではないのでしょうか


刹那が 永久で あるように

永久が 刹那で あるように


あなたが わたしで あるならば


光に 闇が 寄り添うように

闇に 光が 寄り添うように


わたしは あなたに 寄り添える

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― 新着の感想 ―
光と闇が背中合わせ。 本当にそう思います。 だけど、すごく優しい語り口で。とても、切ない語り口で。 相容れないけど、互いに必要としている感じがしました。 読ませていただきありがとうございました。
 メビウスの輪を辿るように。表と裏に見えても、どちらがどちらでもあるような。 「こう」だと割り切れることは、案外少ないのかもしれない。  そんな風に思わせる作品でした。  違うことをそのまま受け入れ…
[一言] 対照的であるということは対になり得るということ。 そうして違うということは、寄り添えると言うことなのですね。 とても素敵だと感じました(*´∀`)♪
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