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ゴブリンノート  作者: アルト
第一章 始まり
1/17

目覚め

 こんににちは俺、小鬼ゴブリンです。

 そうです、粗末な服や棍棒を装備していて、小さくて醜くて沢山居るモンスターです。


 ある日突然、目の前で黒色狼ブラックウルフと言う名のモンスターの頭が潰されていて、血まみれの棍棒を握り締めた俺が息も絶え絶えでその死体を眺めているところからの記憶しか、ハッキリしません。


 それ以前については醜いながらも乳房のある雌の個体や今よりも更に小さな赤ん坊が沢山居て、赤ん坊同士が素っ裸で掴み合いの喧嘩をしているところや、狩りに何度か連れ出されるところ位しか憶えていません。


 荒い息をしている俺の周辺には目の前の個体より少し小さな黒色狼ブラックウルフの撲殺死体や主に喉を食い破られて事切れている同族の小鬼ゴブリンの死体が共倒れの形で沢山転がってます。


 小鬼ゴブリンの死体の数の方が多いので、自分達よりも強い相手に数の力で喧嘩をふっかけてどうにかボス個体以外を倒したところで俺以外は全滅したようです。


 俺は細かい傷は有るものの五体満足の状態でボス個体を倒したみたいです。正直なところ俺はこんなに強い訳ないのですが生き残ったみたいです。



 奇跡でも起きたんですかね。




 

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