一話 壊れていく日常
遅れてすいません
季節は2月だが
空はどんよりと曇っていて肌寒い
「はぁ、今日も寒いな」
口で愚痴りながら俺、黒鎌神夜は通学路を歩く
昔はまだ制御できずに発していた殺気も母が死んで
まもなく制御できるようになり
気味悪がられる事もなくなり
友達もできるようになった
そんな時父から一通の手紙が届いた
[神夜へ
お前を次の死神にするかを調べるため
お前に試練を用意したどれも困難な物ばかりで
死ぬ可能性もある。
気をつけろよ]
俺としてみれば神の座など興味なかったのだが
次の一行が俺に試練への挑戦を決意させた
[お前が試練に合格したら願いを一つ叶えてやる]
まぁそんなこんなで試練挑戦の表明をしてから
今の所何もない、だからきっと油断していたんだろう
それは俺が学校について2時間目が始まった直後だった
カチッ
スイッチの押されたような音がなったかとおもったら
俺を除いた全ての物が
文字どうりの意味で時間が止まったように
動かなくなった
普通なら驚くところなんだろうが
俺は驚かず冷静に体を戦闘モードに切り換えた
すると窓の向こう側から中2ぐらいの女の子が入って来て
ニコっと可愛らしく笑ってから言った
「貴方が黒鎌神夜さんですか、とりあえず
死んでください」
さて、急展開です
ここで主人公の黒鎌神夜君に来てもらっています
今後どうなるんですか?
「そんな事よりさ登場人物が今だに俺一人ってどういう事だおい」
えーとははははそれはテヘッ
「時に作者今日がお前の命日だ」
へっちょっまっギャァァァ
「では次回をお楽しみに」