過去編 神夜の闇
遅くなってすみません ではどうぞ
「あ、どうも黒鎌神夜です。よろしくお願いします。」
彼に会った事のある人物は口をそろえてこう思う
気味が悪いと
女性が虫を見て気持ちが悪いというより、
なんと言うかこうお化け屋敷にいった時のような不気味さを彼は終始発していた
当然友達など誰もおらず
いつも一人だった
外を歩けばどんなに人がいても彼の回りには人がおらずそれどころか生き物すらよりつかなかった
なんで僕には友達がいないんだろう
そんな彼の疑問も歳をおう事に自分の異質さに気付く事で無くなっていき、それと同時に心や性格が螺子彎っていった
しかしそれでも彼に愛を注いでくれる人がたった一人だけいた
黒鎌奈月、彼の母親である
神夜も母といる時だけは幸せな時間で無邪気な歳相応の反応をしていた
しかし、幸せな時間は幕を閉じる
ある日、神夜が家に帰ると部屋が散らかっていた
おかしく思い台所の方に向かうと母親は包丁で刺されて死んでいた
のちに「神永区連続強盗殺人事件」と、名付けられる事件である
三日三晩泣き続けた彼が泣きやんだとき
バキン
神夜の中の何かが砕け散った
そんな彼の中の闇の一つで今の彼を作りあげた事件
さて、いきなり過去です
この物語はまあバトルが入ります
けして感動ものではありません