妖精と鳥さん
妖精さん、妖精さん、どうかまた、私に世界を見せてくださいな。
小鳥がさえずり風が歌を歌います…
妖精は精霊達が持ってきた朝食を優雅に食べました。
この妖精は、次代のフェアリークイーンです…だから皆から大事にされています。
妖精は今日も城の庭で散歩をする事にしました。
妖精はいつもの道を歩いていきます。
いつものように湖に足をつけて本を読もうとすると、美しい鳥が湖に浮かんでいました。
妖精は鳥を助けるために精霊達に言います。
妖精「精霊さん達お願いよ、あそこに居る怪我をして湖に浮かぶ鳥さんを助けてあげて?」
精霊達「「あの鳥さんは怪我をしてないわ、しかも本当は鳥じゃないみたいよ?」」
妖精「怪我をしてないの?」
精霊達「「ええ、動かないのは怪我じゃなくてお腹が空いているせいよ?」」
妖精「じゃあ、鳥さんじゃないって…?」
精霊達「「私達が掛けた変身魔法で鳥になってるだけよ」」
妖精「それならここに運んでくれないかしら?」
精霊達「「それなら良いわよ?それで、どうするつもりなの?」」
妖精「おやつのクッキーをあげればいいんじゃないかしら?」
精霊達「「変身魔法はどうするつもりなの?」」
妖精「精霊さん達にお願いできないかしら?」
精霊達「「はぁ、わかったわよ、やってあげるわ」」
そうして、妖精は鳥さんを助けたのです。
まぁ、なんやかんや、なんやかんや、なんやかんや、なんやかんや、なんやかんや、本当いろいろあって、鳥さんは、少年の姿になりました。
なんやかんやの部分は、下の[]に書いています。
[鳥さんの魔法が意外と頑固で数週間ぐらいかかる、その間に妖精の鳥さん呼びが定着→その間に鳥さんは妖精に惚れて自分の名前を教えようとして鳥の声にしかならず、だけど妖精に自分の名前読んでほしくて奮闘→更に妖精は鳥さんに好印象、ビミョーに惚れつつある(話し声は精霊に訳して貰う)→名前教えるのは特別な意味があるため、精霊たちは言えずに、困る(名前教えるのは妖精の間では婚姻)→鳥さんはこっそり精霊達に教えられ(え!?)となる(人間の間では普通のことだから)だいたいそんな感じ(だから妖精は鳥さんに名前教えてない)]
鳥さん「えっと…こんにちは…?」
妖精「直接話ができて嬉しいわ、こんにちは。」
鳥さん「君のことはなんて呼べばいいかな?」
妖精「好きに呼べばいいわよ?妖精とか妖精さんとかかしら?」
鳥さん「それなら妖精さんって呼ぶね!」
妖精「ねぇ、鳥さんは…外の世界を見たことがあるんでしょ?教えてくれない?…外の世界のこと」
鳥さん「……いいよ!教えてあげる!僕は旅人だからいろんなところを知ってるよ!」
鳥さんは色々な所の話をしました。
湖よりも広くてしょっぱい海という場所や、見渡す限りの黄金の麦畑、美しい草原や、幻想的な森、たくさんのことを話して、鳥さんは何日も過ごしました。




