集い
―西野舞―
「ふあああ」
西野は、大きく伸びをすると手探りでカーテンを開ける。
カーテンを開けた瞬間、ぱあっとあたりが明るくなった。
晴天、夏だからということもあるけれどこんなに天気のいい日はなかなかない。
朝から見ればいい気持ちになれるような天気も西野にはよく分からない。
西野は、生まれつき左目が見えなかった。 だから、目を凝らさないと天気はわからない。
それに、最近西野は、ゲームにはまっていて右目も悪くなりかけているのだ。
スー――…
「?」
ドアの隙間から何か薄っぺらいものが入ってきた。
―なんだろう?
西野は、体を起こすと薄いものに触る。
手紙だ。
西野は、恐る恐る封筒を開けた。
目を凝らして、少しずつ読んでいく。
「きょう、午後…」
文字がぼやけてよくみえない。
―にじはん…?
手紙にはこう書いてあった。
【今日、午後2:30 ○○広場、△像前集合】
―誰がこれを?
封筒の裏を見る。
差出人が書いてない。
―差出人がわからない…
もしかして私…喧嘩売られてる?
誰かを怒らせちゃったかな…
西野は、手紙のことを忘れさせるようにわざと大げさに動いたり、面白い番組を見る。
でも、あの手紙が頭から離れない。
そして、早すぎるが仕方なく家を出た。
登校中も頭から離れない。
そして、曲がり角を曲がったとき
ドンん!
「きゃあああっ!」
男の人とぶつかった。目元まで帽子をかぶっていて口元しか見えない。
「あっ、
あの…すみませんでした。
私の不注意でっ」
「いいよ
それより…2:30△像前な…?」
「え………」
はじめまして。
真灯です。
自分で考えた小説を読んでもらえるのはうれしいですが、気に入ってくれるか心配です…
誤字などがあるかもしれませんが温かい目でみまもってくれると嬉しいです!
初めてでほんとダメダメですが、これからも頑張ってクオリティーをあげられるよう努力するので応援してくれると嬉しいです!
あ、あとがきはこういう感じで使わせていただきます。使い方間違っていたらすみません。