第6話 商会(。-∀-)
「この地に住むのに、建物付きの物件ではなくて土地ですか??」
心底不思議そうな顔をするフェリスさん。
フェリスさんの隣に座るルミちゃんは、ニコニコ顔で俺の顔を見ている。
ふわぁー、かわいい。
なんか、こいぬ感覚だよ。
お持ち帰りでお願いします笑
「はい。できたら、大きめが良いです」
俺のゲーム内でのホームは、高層マンションに体育館、温水プールとか、遊園地とか設置してたからね。
そのまま、マジックアイテムバッグの中に入っているみたいだし。
できる限り大きい土地の方が助かる。
ポツンポツンと俺の設置したホームがあるより、そっちの方がまとまりがあって良いだろう。
「大きめですか。分かりました。それでしたら、とりあえず、商会の方へ参りましょう。商会の持つ土地についての書類は商会に置いてますので」
☆☆☆☆☆
ルミちゃんやフェリスさん達と馬車に乗ること数分。
目的地の商会へと到着した。
今回の馬車は、ルミちゃんたちと、この街に来るまでに乗ってきた馬車とは違い、高価な造りだった。
フェリスさんに聞いてみたところ、街中での利用する馬車のため、モンスターや悪者に襲われそうだから逃げると言う場面もかなり少ないので、馬車の中を重くしても大丈夫ということで、ソファーが馬車の中に設置されてあるようだ。
「ゆきとさん、着きました」
にこにこ笑顔でいうルミちゃん。
守りたいこの笑顔。
中級層エリア(街の中央)に位置するらしい、フェリスさん夫婦の商会。
外観は、外から中が見える造りのガラス張りだ。
周りのお店はあまりガラス窓が少ないので、儲かっているのが一目でわかる。
ルミちゃんに連れられて、中へと入る。
商会本部の商店は、かなり、賑わっているようで、1階は洋服屋とくつ屋の様だ。
さらーっと、値段の書かれた木の札を見るに、高級志向の様だ。
一着ワンピースが5万円とお高い。
服1つ1つにマークが入っているが、推測するにブランドロゴだろう。
「土地の権利書持ってきてちょうだい」
商店に入ると、比較的出入口の近くにいた店員さんに伝えるフェリスさん。
3階建ての商会店舗、1階は、喫茶店も入っているようで、フェリスさんはテーブル席に座った。
俺も、それに続いて席に座る。
「お待たせしました。土地の権利書お持ちしました」
急いだ様子で、結構な束の紙を持ってきて店員さん。
そんなに慌てなくても……。
もしかしてフェリスさん、普段はこわかったりするのかな??笑笑
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