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ドラゴンゲート『龍王を☆☆☆者』  作者: りんご!みかん!
4/8

第4話 トルネードの行方/爺やのジーズ/フワイシュ/ミュウ




「それで、どうして護衛がいないのですか?馬車やルミちゃんの着ている服などを見るに、護衛を雇えないとは思えないのですが」


 気になったことを聞いた。

 ドラゴンゲートでも、護衛するシーンが存在する。

 商人を街から隣街へと護衛したり、貴族を護衛したりなどなど。



「そっ、それは。裏切られてしまいまして」



 爺やこと、ジーズさんの話してくれた裏切りストーリーはまとめるとこんな感じだ。

 

 ルミちゃんはここらでは大きな商会(商会とは2店舗以上の商店を持つ者をいう)の娘。

 隣街で、うさちゃんぬいぐるみが売られていると知り、両親に無理を言って買いに行くことに。


 行きと帰りの護衛の冒険者は同じで、うさちゃんぬいぐるみを購入後。

 街を出た時は護衛の冒険者が10名いた。


 2つのパーティで、1つのパーティは8名。もう1つのパーティは2名

 1つ目のパーティが、ルミちゃんの両親が経営する商会のライバル商会から雇われた者だったらしく、ルミちゃんを人質にしようとした。


 今回のうさちゃんぬいぐるみ自体が、どうやら仕組まれていたようだ。

 ぬいぐるみを売る条件に、購入する女の子が直に来ないといけないと言うもの。

 転売禁止目的だという理由らしいが、ルミちゃんを呼びだす作戦だったようだ。


 ルミちゃんを可愛がっていた裏切っていない方の2名組のパーティ、パーティ名は『ふわふわガールズ』は、裏切ったパーティと戦闘になった。


 ふわふわガールズは、裏切ったパーティよりも高位のランクだったようだが8対2は少々厳しいと判断したのだろう。


 ふわふわガールズのパーティリーダーに、逃げるように言われ、ジーズさんは馬車を動かし、ルミちゃんと一緒に街に向けて逃げていた。

 街までもう少しと言うところで、オークに襲われてしまったと言うのだ。



「無事ですか~?」


「ルミちゃーん、大丈夫かな??」


 3人で話していると、後方からほうきに乗った2名の女性が手を振っているのを見つけた。

 マジシャンのメガネで確認すると、ふわふわガールズの、フワイシュとミュウと表示された。


 マジシャンのメガネの情報によると、フワイシュという女性は、Fカップで、ミュウちゃんはCカップの様だ。

 いろんなことを教えてくれるマジシャンのメガネが俺は大好きだ。


 ゲーム内では、スパイとして敵の陣地に潜らせるときに、敵のボスが男の場合、巨乳好きか貧乳好きかなどで、胸の大きさは大きく左右する場面があるため、マジシャンのメガネはゲーム内でも役に立っていた。

 敵ボスがショタ好きの時は、ショタを送り込んだり……。

 今、思うと幅広いニーズのゲームだなドラゴンゲートは笑笑 



 メガネの情報によると、ミュウさんとフワイシュさんの乗るほうきは、マジックアイテムのようだ。

 風魔法を所持している者しか扱えず風の魔石に自身の魔力を流し波長を合わせることにより動くマジックアイテム。

 因みに俺も持っている。

 ゲーム内のイベントで、空を飛べるマジックアイテムを使用して競争レースを行なうことがあったからだ。


 その女性2人の乗るほうきは、ミュウさんが風魔法を持っており動かしているようだ。


「フワちゃん、ミュウちゃん」


 無事、馬車の隣に到着して、ほうきから降りた2人。

 ルミちゃんは、2人に向かって駆けだして抱き着いた。


 ぷるんと大きなおっぱいが揺れる。

 フワイシュさん、眼福です。ありがとうございます。


 ふわふわガールズの2人と自己紹介した俺は、どうやって、8人組のパーティから逃げることができたのか聞いた。

 とても気になったから。

 


 8人組と戦闘を繰り広げていた、ふわふわガールズ。

 ミュウさんが、風魔法で『ストームウォール』を使い、風の壁を発生させ、ルミちゃんの乗る馬車に追手が行かないようにして、時間稼ぎをしていた。


 フワイシュさんは、ミュウさんのストームウォールが切れると同時に、水魔法『アクアウォール』を発生させようと魔法の準備をしていた。

 ストームウォールが切れかかり、風が弱まっていて、敵側の光景が見えるようになった。

 突如、斜め左上から来たとてつもない大きさの竜巻たつまきが、8人組を巻き込んで空へと飛んでいったとさ。

 めでたしめでたし笑笑。


 風魔法の使い手である、ミュウさんは、かなり興奮しており、見たこともない大きさだったという竜巻について、うすみどりいろの髪の毛をブンブン揺らして興奮気味に話してくれた。 

 

 多分、俺が放ったトルネードだと思うけど、口に出すのはやめておいた。

 発動後、10分で消えるから、迷惑かけないと思うけど、後で、どうなったかを確認しておこう。

 ゲームでは、確認不足で、立ち寄った村の近くで魔法を放って、賠償金払う場面とかあるんだよね。



「ゆきとさん、到着しました」


 壁に囲まれた大きな街が視界に入る。


 俺の渡したりんごジュースを飲みながらいう、ルミちゃん。

 馬車の中で気づいたが、ルミちゃんは俺と目が合うと、何も言わずニコッと笑ってくれる。

 こんなに性格の良い女の子に俺は出会ったことがない。


 あぁー、好きだ。

お読みいただきありがとうございます(。→‿〇。)♡

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