ボクの街は大きな猫の中にある。
対象年齢三~五歳児的な仕上がりになりました。
「なろうに幼児はいないのでは?」と言う心の声には耳をかさない。
ボクの街はね、大きな猫の中にあるんだ。
キミの街は?
わあ!クジラさんの中なの?
カッコイイね!
え?でも、水の中を泳いでいるからユラ~ユラ~と揺れる?
あ、そうかあ。慣れないうちは船酔いしちゃうのかぁ。大変だねぇ。
でも、クジラの噴水は最高だ?
わあ、わあ!見てみたいな!大きいんだろうな!
素敵だね!
ボクの街も、よく揺れるよ。
大きな猫さんの機嫌がいいと、グルグルグルグル。
喉を大きく鳴らすから、街の人達みーんながぶるぶるぶるぶる。
でもね、あのグルグル、ボクは大好きなんだ。
ボクまで幸せな気持ちになっちゃう。
なんでだろう。不思議だなぁ。
ボクの喉も、グルグル鳴ればいいのになぁ。
そしたら、大きな猫さんに「ボクも幸せー!」ってお返しのグルグルが出来るのに。
あとねぇ、大きな猫さんはいつも寝てるんだけど、たまに元気にジャンプしたり、走り回ったりするから凄いんだ。
街がジェットコースターみたいになるんだよ!!
ボクのママは、「やれやれ、ご飯の支度が出来ないわ」ってガッカリするけど、本当はママも楽しいんだよ。
だってニコニコしてるもの。
あ、こんにちは!キミはどんな街から来たの?
大きな兎の街?
わあ!キミの街の事、聞かせて?
ボクくんとキミさんは、お子様の姿(幼稚園や保育園あたりの未就学児)を想像していただければと思います。
あなたはどんな街に住みたいですか?(๑´ㅂ`๑)