第四十七話【ブレード】
!!!【訂正】!!!
48部分からのAランク冒険者はこの三つ「鬼刃・ダンテ」「神弓・エルトン」「地の剣・ライデン」
空で、自分の攻撃を防いだナイハドを見て、レジーナは淡々とした笑みを浮かべた。もし彼女の攻撃でさえ防げないとしたら、それは聖級ではない。
「聖級だけで、私に手を出す資格はないぞ」
淡々とした声が落ち、レジーナが手を握ると、一瞬にして魔力の側が掌に集まり、細かい闇のエネルギーが凝縮されて長さ一メートルほどの黒い長剣になった。
レジーナの目に映るナイハドはスピードがあり、魔力を操る技術に優れていた。
五年前であれば、レジーナは「悪くない」と言ったかもしれないが、五年後の今となっては、ただ一目程度だけだ。
高等種族の混血であるレジーナは、幼い頃から才能に恵まれ、五歳で中級、十歳で大魔導師、十五歳で聖級になった。
そして今、レジーナは二十歳。
「さあ、私を楽しませてくれ」
女性の大胆な声の落ちで。
刀が出てきて、雲が分かれた。
黒い花が咲き乱れている。
ーーーーーーーーーー
ナイハドの顔は重々しく、この時、彼は完全に集中しており、純粋な魔法力が彼の周りに溜まっていた。
相手は極めて強力な魔力を持って、魔力に頼るだけで俺を倒せるほどだ。
伝説の強者ではないのか?いや、大陸の有名な強者にはたいてい名前があるが、若い女性というのは聞いたことがなかった。
この任務は楽そうだと思ったが…………実際のところは、ちょっとやばいね。
自分はまだ村を出たばかりの冒険者で、トロルと対峙した時のことを思い出した。
まあ…………やろか
パチパチ
サイクロンのように分厚い魔力がナイハドの体に回り始め、徐々に生命力が低下し始めた。
最後に、凍るような音の中に、ワンドに同じく一メートルの氷晶のソードが凝縮した。
「ん?」
レジーナは軽く笑った。
目の前の中年男が命を燃やし始めたことを自然と見抜いていたほど、目の肥えた彼女。
いいぞ、そうだ、全部を
前傾姿勢をとる。
闇の剣は彼の側で空気を切り裂き、空で嵐を起こした。
ナイハドは全身の力で避けって、左手を空中で何回クリックし、前に指す。
「アイス・バースト」
チーン!
「もっと」
氷が空にはじけたが、無数の氷の結晶の間には、何かの魔法のゆらぎがあるようだ。
横でレジーナの姿が一瞬だけ飛び出し、闇の剣が瞬時にナイハドを貫いた!いいや、氷の分身だ!
チーン!!
「もっと、もっと」
また一声、二つの音が零点一秒も離れていないので、一種のハーモニック・レゾナンスが生まれた。
剣と剣がぶつかって…離れて…再会した。
二人の目が一瞬、合った。
ナイハドは、死の恐れることはない兵士のように、厳粛で凛としている。
レジーナは神の国の神々のように、無関心で無情である。
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン
「いいぞ、いいぞ、これだ!」
無数の残像が絡み合う。
レジーナの剣はあまりにも速く、絹糸のように細い黒い光が空中に残るだけだった。
しかし、その黒い糸が絡み合い、恐怖の闇嵐となった。
ナイハドは片手で魔法を唱え、もう片手でブロッキングをして、一撃一撃に懸命に抵抗していた。
三百回の斬撃、三百回のブロッキング。
いわゆる聖級で、凡人を超えることである。
三百回の打ち合いは、聖級にとって
ただ児戯!
戦場にいるクラークはAランク冒険者に指示を出した後、顔を上げると、ちょうど二人の手のやり取りが一瞬凍りつき、大小の黒い青の魔力の結晶が凝縮されて空に浮かんでいるのが見えた。
次の瞬間、二人は同時にもっと上の空に舞い上がった。
すべての魔力が一斉に炸裂した。
まるで何百もの炎爆弾が同時に戦場を覆っているかのようだった。
雲が開き、太陽が大地を照らすと同時に、空中で向かい合う二人に金色の砂がふりそそいだ。
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戦場、ケンタウロスの突撃が大量の砂を巻き上げて、地面の振動も時間の経過とともに近づいている。
巨大なケンタウロスが真っ先に霧から抜け出し、地響きのような咆哮を上げながら戦斧を高く掲げ、その鋭い戦斧は魔力の波を放っていた。
「さあ、ケンタウロス族よ、奴らを叩き潰せ!」
「空の斧」
バン
巨大な斧は荒々しく気流とともに落下し、前にいた大勢の冒険者はそのまま吹き飛ばされてしまったが、それでも大剣を持って顔を合わせている者がいる。
「このまま前に進ませるわけにはいかない、亜人ども」
「ダンテ、俺があいつを任せるから、お前は他の奴らを助けてこい」
【地の剣・ライデン】は後ろにいるダンテが叫ぶと、剣の周りの魔力が合体して、土の元素に転化し剣に付いている。
ライデンは土の元素を使って戦うのが得意剣士だ。土の元素で強化した剣は太くて強い。このような重い一撃を受けてどれだけの強力な魔物が死んだかわからない。これも【地の剣】という称号の由来だ。
重い斧が空気を切り裂き、ライデンが無防備になっているところにくる。
ドン
瞬時にライデンの側に【鬼刃・ダンテ】が現れ、攻撃を防いだ。いつの間にケンタウロスの背から飛び降りていたケントは、激しい咆哮とともに目の前の冒険者を見つめていた。
「人間よ、死ね」
「ライデン、油断するな!」
シュッ
一声
シュッ、シュッ、シュッ
二、三、四
空から無数の矢が落ちてきて、後方からの【神弓・エルトン】の攻撃が、届いた。
矢は風の刃に巻き付き、接触しただけですぐに風の刃で切られてしまい、無数の獣人やケンタウロスが傷を負った。
「今だ、冒険者たちよ、この汚い亜人たちを殺せ」
「大地の歌」
ライデンはカーンの巨大な斧を弾き飛ばした後、巨剣を振り上げると、胸の前で土の元素が縮みし、そして、水の波のように周囲の冒険者に広がっていった。
接触した冒険者たちは、古代の戦歌を聞いたようで、急に士気が高まった。
石火族の荒野では、今この瞬間、刀と剣の音が鳴り響き、人間と亜人の長い歌声が響き渡り、戦争の旋律が頂点に達したのである。
「クラーク様、左、右の部隊に戦える状態の兵士は再編成されて出撃の準備ができています、指示をお願いします」
指揮官が馬に乗ってクラークのもとにやってきて尋ねた。
「待て!」
「今は、冒険者たちに仕事を任せる時だ」
クラークは顔をしかめながらも着実に言った。
「回り道をして包囲しますか?」
「どうやって包囲するか?」
「リザードマンがいないことに気づかないのか?」
クラークは横にいる指揮官を冷ややかに見た
「我々が散るのを待って、どこからでも攻撃できるようにしているのでしょう」
指揮官は頭を下げ、貴族の目を見る勇気がなかった。
「しかも、勝敗の本当の鍵を握っているのは上の二人だ。もともと、ナイハドを連れてくれば石火族を簡単に粉砕できると思っていたが…………」
クラークは空を見上げてため息をついた。
「今、ナイハドはもう抵抗できないようだ。【彼女】の到着を待つだけだ…………」





