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第四十六話【石火】

ここで書いてのかわかりませんが、実は、レジーナはエルフとヴァンパイアの混血なのです…………ということで、以下は間違っていません o(-`д´- 。)



カマミール暦1766年

北の荒野で石火族の前で戦争が起こった。 バミア王国のリーラン公爵の次男が大勢の冒険者を募り、軍を率いて石火族を攻撃したが、結局残ったのは深さ百メートル以上のクレーターだけで、何が起こったのかはっきりしたことは誰にもわからなった。しかし、一つだけ確かなことは、荒野の黒竜に手を出してはいけないということだ。 この戦いで参加した亜人たちは、闇影帝国の最初の国民となり、この戦いは「石火戦役」と呼ばれるようになった。


<カマミール野史> 

ーーーーーーーーーー


  「クラーク様、何か出しました」


  石火族の外では、クラークの前にいた騎士が前方を指差していた。


  神よ


  エルフだ!


  クラークは自分が見ているものを信じられなかった。銀髪のエルフが石火族の外に飛び出していたのだ。貞淑なエルフにしても、堕落したダークエルフにしても、その多くは大陸の西にあるアンジェラの大森林に住んでいる。この荒涼とした北の地に、どうしてエルフが現れたのか?しかも、こんなに美しいエルフが。


  エルフとは何を意味するのか?強力な魔法使いに守ってもらえるということと、エルフはその美しさで知られる種族であり、多くの貴族がエルフの奴隷を持つことを誇りに思っている。


カマミール大陸では女性のエルフであれば高値で取引されますし、エルフは【生きている宝】とも言われています。目の前のエルフ、彼女を捕らえれば、黒竜から受けた損失を全て取り戻せるとクラークは信じている。


  彼女を捕まえなければならない。


  いや、待て、何かおかしい、軍隊は部族の前にいるのに、どうしてエルフが一人しか出てこないんだ、しかもそのエルフはどこから来たんだ?偵察隊は全員ゴミめのか?


  この異常な展開に、恐怖で汗毛が立ち、非常に不安になった。


  「と…とまれ!」


  心の不安からすぐに軍に停止を命じ、不安の原因を探ろうと振り返って周囲を見回した。


「あ…あ…あ……あれは何だ」


  「ひひーん、ひひーん」


  兵士たちの慌てた声、馬の嘶きが戦場を満たしていた。


  無意識に空を見上げると、銀髪のエルフが片手を挙げて、上に巨大な黒い球体を浮かべてのが見えた。闇は渦巻きのように、周りの魔力を飲み込んで転化させる。


  そして、黒い幕が降りてきた。


  「ダーク・リインカーネーション」


  遠く離れていても、冷たく低い声がすべての兵士の耳に響いていた。


  「ナイハド、急げ!」


  クラークはすぐに傍らのナイハドに叫んだ。


  「お任せください、クラーク」


  クラークの隣の男、ナイハドはクラークの肩を叩き、初めて口を開いたが、その表情は真剣だった。


  周囲に魔力がほとばしる中、ナイハドの体は徐々に地面を離れ、ついに空に浮かぶ暗い球体と女性エルフに向かって駆け出した。


  カマミールでは、聖級になることで、周囲の魔力を完成に支配して飛行効果を得ることができるため、聖級になることがすべてのカマミール人の目標となってる。しかし、全カマミール世界を席巻した【ヘスラム戦役】以来、世界の魔力の五十パーセントが消えてしまい、結果的に聖級になれる人が少なくなってしまったのだ。


  「極寒・領域」


  黒い球体の周りの空間が一瞬にして凍りつき、冷たい結晶が黒い球体の上に急速に広がり、黒い球体全体を空中で凍らせようとしている。


  「ダーク・バースト」


  「まずい!下の人たちが戻ってきた!絶対に黒いエネルギーに触れてはいけない」


  ナイハドは前に黒いゴシック調のドレスを着ている銀髪の女性を見って、彼女はエルフの象徴としたほっそり耳と言われているが、真っ赤な目をしていて、エルフとは思えなかった。


  「この……エルフの嬢ちゃん?降伏してもらってもいいですか?」


  しかし、何としてもここで彼女を止めなければならなかった。


  「ああ、やはり聖級だな。じゃあ、死ね」


  目の前の女性は、彼に微笑むだけで、指を鳴らした。


  彼女の頭上に魔力が湧き上がり、十二本の炎の槍が空中から現れ、炎の槍が周囲の空間を歪ませるほどの熱さを持っている。


  「炎の槍・十二輪」


  「どうやら、仕方がない。さあ、こい」


  ナイハドは肩をすくめて、ワンドを掲げた。


  「超・アイススピア」


ーーーーーーーーーー


  クラークは空をぼんやりと見つめていた。ただ、凍りかけていた黒い球体が突然膨張し、破裂して無数の闇のエネルギーが降り注ぐようになったのを見た。


  「散れ、全員、散れ、黒のエネルギーで汚すな」


  強い精神性を持つ彼は、すぐに冷静になって軍に命令を下した。


  しかし、闇のエネルギーは降り注ぐ雨のように、黒い雨粒があっという間に戦場に落ちていった。


  「あーーーあーーーあ」


  一般の兵士たちは十分な厚さの魔力の鎧を形成するだけの魔力を持っておらず、ダークエネルギーに汚染された体は一滴の血も流さずに瞬時に消えてしまったのだ。


  Cランク冒険者たちは、黒いエネルギーが消えるまでなんとか魔力の鎧を維持していただけだが、AランクやBランクの冒険者は影響を受けなかった。


  目の前の光景を見て、クラークの顔がどんどん醜くなっていく。


  「ドンードン―ドン」


  「クラーク様、ケンタウロスだ!そして獣人がそれに乗っています!」


  大地が揺れていた。


  「ドンードン―ドン」


  「人間の雑種どもを殺せ」


  「アバドン様のために!」


  大地の揺れの周波数は、次第にクラークの心臓の鼓動と調和するようになっていった。


  「ドンードン―ドン」


  「クラーク様、ご命令を!」


  クラークは目の前で起こっていることをぼんやりと見つめていた。


  彼の目は心を決めたのだろう。 飽くなき青竜の返信はまだなく、その青竜を頼りにはできない。Aランク冒険者たちが青竜と一緒に黒竜と戦うことを期待していたが、今となっては選択の余地はない。


  「ダンテ、ライデン、エルトン」


  「黒竜を待たずに、先にケンタウロスや獣人を殺すんだ」


  クラークは、軍隊前の三人のAランク冒険者に向かって叫んだ。


  「あなたの希望通り」


  「はい」


  「了解」

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