オリオン?
毎回毎回時間が空いて申し訳ありません。
____光がおさまると、目の前には見たことのない景色、があった。これは、、、どこかの街かな?かなりでかい。
「、、、ここはどこだ?」
そういえば、ガイアさんからどこに飛ばされるのか聞いてなかった。
ここが何処か分からなければどうしようもない。
う~む、、、お!?いい子と思いついた。!
俺が考えた作戦はいたって簡単。
一、早坂さん早坂 凪が持っていたスキル:純潔を使う。
ニ、すると、男は近寄ってこないので、襲われる心配がなくなる。
三、記憶をなくしたふりをして、女性に話を聞きに行く、ここにどんな危険があるかもわかっていない
今、迂闊に男性のところに行って暴力でもされたら対抗する手段が無いからだ。こういう異世界
ものって男に話しかけたら最悪の場合殴られるかもしれないしな。
以上、雑な割にはいいんじゃないだろうか。問題があるとすれば、スキルを使った時の魂に及ぶ影響だ。ガイアさんは俺の魂は常人より強いと言っていたが、常人がどの程度かわからない今、迂闊に使うのは躊躇われる。だが、躊躇っていたら何も進まないので、ここはひとつ覚悟を決めよう。
『純潔、発動!』
「グフゥッ!!、、ゴホッ、ゴホッ、、、ハァ、ハァ、ハァ、、、これは少しヤバいな。」
今のは危なかった。下を向いたら軽く血だまりができていた。
けど、まさか一回でここまで来るとは思わなかった。いくら何でもこれは酷い、、、迂闊に使うのは少し危険かもしれない。
「けど、、これで分かった、スキルは一回じゃ死なないってことだ。」
だが、それで問題が一つ増えた。一回でここまで満身創痍に近い状態になるとは、、、もしこれで魂が強いとしたら、この世界の住人は魂が弱すぎるのではなかろうか?
「っと、そんなことしてる場合じゃないな。まずは情報収集だ。」
スキルの使用に時間制限がかかっていたらまずいことになるからな。さて、どこかの女性に話を聞きに行こう。勿論、記憶を失ったということにして。
十分後____俺はある女性の前で倒れていた。いやマジで、演技じゃなくて。クゥ、情けない。
バタッ、、、
「、、、」
「だ、大丈夫ですか!?」______
_______
「、、、ゥッ、、、うん?」
「目が覚めましたね!!」
「、、、ここは?、君は誰?」
目が覚めたらそこには、きれいな茶髪を肩に流し、力強い赤眼の美少女がいた。
「はぁぁ、、、本当に心配したんですよ!もし死んだら私どうしようかと、、、あ、失礼しました。私はユリア、《居酒屋ギムレー》で働いています。それよりあなたは大丈夫なんですか?店の前でいきなり倒れましたけど、、、」
「え?そうなんですか?、、、身体が少しだるいですね。けど、たぶん大丈夫です。」
「本当ですか?、、、まぁ、今のあなたの症状を見るに、魔力切れに似たような状態だと思います。何か魔法でも使ったんですか?」
「え?、、、いや、何も使ってないよ。なんでだろう、、、」
あ、あっぶねぇ~!実はスキル:純潔使ってるなんてばれたらなんて言われるか考えただけでも恐ろしい。暫くは何もわからない振りをしておこう。
「そうですか、、、いえ、分かりました。とりあえずは、あなたの体調が戻るまではここでゆっくりしていってください、店長にも話を通しておきます。」
「すいません、ありがとうございます。」
「いえ、気にしないで下さい、これも何かの縁です、それに、、、」
「それに?」
「それに、何かいいことがあるような気がするんです。これは只の勘です。」
この時の彼女の何やら嬉しそうな顔は、とても眩しく、一人の元男子高校生を虜にするには十分だった。俺はその感情が彼女にばれないように
「そうですか、そうなるといいですね。」
これが限界だった。」
「あ、そういえば、まだあなたの名前を聞いていませんでしたね!なんていうんですか?」
「あぁ、、、俺の名前は輝命、輝命数一です。」
「カガミカヅイチ?ここら辺では聞かない名前ですね?」
「あ、やっぱりそうなんですか?」
「そうですねぇ、、、それにしても、カガミさんですか、良い名前ですね!何か輝いてる感じがします。」
「当の本人はこの有様ですけどね。」
「いえいえ、そんなことありませんよ!」
「、、、」
これからこの世界で活動していくにあたり、本名のままだと女王に邪魔をされるかもしれない、そこで俺はユリアさんにこんな提案をした。
「どうしたんですか?」
「あの、、、ユリアさん、良ければ俺に新しい名前を付けてもらえませんか?」
「、、、え?」
「?」
「なっ!何を言ってるんですか!?」
「だから、名前を付けてほしいなって、、、」
「本当に何を言ってるんですか!理由もなく!」
「実は、いろいろあって前居たところから追い出されまして、見つかったら殺されるかもしれないんです。だから、これから生きていくために、新しい名前が欲しいなと思いまして、、、だめですか?」
「ダッ、ダメではないですけど、名付けというのはそんなに簡単にしていいことではないのです!この世界では、名付け親には従わないといけないという世界の法則があります。これは名付け親が死ぬまで効力を発揮します。それでもいいというのなら名前を付けてあげてもいいですよ?」
ユリアさんはどうせ辞めるだろうといったどや顔でこちらを見てきた。しかし、そんな世界の法則を聞いてもいまいち実感がなかったので、、、
「本当ですか!ではお願いします。俺に新しい名前を付けてください。」
「、、、ハァ、そうですか、分かりました、では、オリオンなんてどうでしょう?」
「何か由来が?」
「いえ、特にありませんですが、何故か頭の中に浮かんできたので、、、いやでしたか?」
オリオン、、、女神アルテミスとの伝説があったな。俺もスキル:純潔を持ってるから、何かの縁なのかな?
「オリオンですか、、、良い名前ですね。」
「ほ、本当ですか!?」
「はい、素敵な名前です。ありがとうございます、ユリアさん。これからはオリオンと名乗らせていただきます!」
「ハァ、あなたといると、なんだか暇がなくなりそうですね。」
「それはつまりどういうことですか?」
「楽しそうだということです」
ユリアさんが笑った、不意打ちだったのでヤバい顔をしてしまったかもしれない。
誤魔化そうとしたその時、俺とユリアさんの目が金色に光りだした。
「グッ、、、これは、何ですか?」
「これ、は、名づけがされた証拠です。これから私たち二人の目には紋章が刻まれます。それによって、その、、、主従関係の契約が結ばれます。」
「成程、、、なんかお揃いって感じでいいですね!」
「、、、はぁ、ふつう聞いたら後悔すると思うんですが、、、あなたは何か軽いですね、、、それにしてもまさか17歳で名付けをすることになるとは思いませんでしたよ。えぇ、本当に、、、」
「いいじゃないですか、俺は助けてもらってんだしこれで俺は絶対にユリアさんの手伝いをするということになりましたから。」
「な!?なんてできた子なの!?弟となんて比べるまでもないわね、、、」
「弟さんがいるんですか、あ、ちなみに俺も17歳です。」
「え?、、、えぇ!えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「!どうしたんですか?」
「ひぇ、ひゃ!違います!なんでもありましぇん!」
?
少しおかしい人だ。
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