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94話 ハールのダンジョン②

二階層は氷で覆われていた。正確に言えば、一面氷で、通る道すらないのだ。そんな問題だけであったのならば全く問題はなかったのだが、寒い。

丁度階段の真ん中で境になっていた。その辺りを行き来するのは気持ちの良いものではない。それでも戻らざるを得なかった。


ユージ達にとって寒さはどうとでもなった。彼らの防御力は雨が降ろうと、槍が降ろうと無視できてしまう固さだった。なので二階層も寒くは感じるのだが、生死に関わるほどではない。


そして二階層は、気体も凍ってしまう程の寒さであった。流石に彼らの異常な防御力を持ってしても、呼吸が出来ない環境になってしまえば話は別だ。それでも、彼らの体内の水分が気体になってしまう程の熱で、体が溶ける温度であっても、ユージのスキル≪自己治癒≫があるために問題なかった。流石、状態異常無効化である。そして呼吸が出来ないのは状態異常≪窒素≫であるから、ユージのスキル≪自己治癒≫でどうとでもなる。


問題はライムが凍ってしまうのだ。アイススライムと呼ばれる種類になるらしい。ライムの場合はアイステライムだ。そして魔物の種類が変わるので今までのライムではなくなってしまうという。


こればっかりはどうしようもないことなのでライムは外で待っていると言ったが、ユージは策を練っていた。アイススライムになるための温度は-10℃程だそうで、2階層の温度をそこまで上げなければならない。



「上が暑いから、その空気を下に持っていけば良いの!」


「いや、熱が混ざっていないから難しいだろう。」



そうやって頭を悩ませているうちに、シノがあることに気が付いた。



「この寒さ……氷から、出てる。」


「ほんとだ!」



それならとナナはスキル≪水操作≫を使って氷を一階層に持って来ようとしたが上手くいかない。



「この氷、水じゃないみたい!」

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