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79話 ロリリエールのダンジョン⑤

 二階層でも、やることは変わらなかった。二階層は看板がなくなっていて、変わりにパズル等が置いてあったのだが、ユージ達が丁寧に解いていくはずもない。途中でロリリエールに気付かれてしまったのか、扉が頑丈になり、ユージが開けることは出来なくなったが、ライムに頼んで開けてもらった。ライムのサイズが変わるときの力は、ユージが体当たりするよりも強力だったのだ。



 そんな感じで、普通は何日もかけて解いていくように作られていたのだが、僅か1時間程で、二階層を攻略してしまった。そして三階層へと降りていくと、そこは今までとはかなり異なる作りになっていた。辺り一面紫色の光が漂っていて、目に悪い。その光を見ているうちにユージは変な気分になる。酔ってしまったとかいうわけではない。いや、酔ってしまっているが、体調が悪いわけではない。ユージはななしの姉妹やツキ、ライムに酔ってしまったのだ。普段、ロリコンであることを隠しながら彼女達と接してきたユージだったのだが、あの光を見てからユージは自制できなくなっていた。



 ここの光にはロリコンを助長させる効果があるのだ。そして、三階層にいる魔物を好んでしまうという階層なのだ。そして、その魔物にやられながらも、光を浴び続けているため、我を忘れたまま死んでしまうのだ。



 そんな恐ろしい階層でユージは魔物ではなく、仲間にやられてしまった。ユージの様子をおかしく思った彼女達は、シノの何かに取り憑かれてしまったのではないかという考えに納得し、ユージが不老不死であるからと、ユージを攻撃し始めたのである。


 ツキが血を吸っても、ライムが圧を加えてもユージの様子は変わらなかった。きっとユージ相手なら大丈夫だろうと、ナナが水操作をすると、大人しくなった。ナナが水分を吸いとってしまったことにより、ユージがロリコンの光を見なくて済むようになったためである。


 ツキがユージに水を飲ませてあげて、ユージは一命を取り留めた。死なない命だけど。ユージは目隠しをされて、ななしの姉妹に両手を掴まれて動くことにした。ユージは、目隠しされながら手を繋いでいるという異常な体験に興奮してしまったため、ナナにもう一度、水分を吸いとられてしまった。

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