表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/288

73話 スキルがあれば

 白い人達の好意に甘えて洞窟の中で一泊したあと、ユージ達はここを旅立つことにした。ななしの姉妹が名残惜しそうにしていたので、ユージは二人にある提案をする。


「また戻ってくるさ。この国にあるダンジョンをクリアして、それからスキル≪結界≫を取得しにいく。そしたらまた戻ってこよう。」


 スキル≪結界≫のことは、ユージが強力なスキルを探しているときに見つけていたものだ。取得方法が不明だったため諦めたが、このスキルがあれば、白い人達を救える。



スキル 結界

特定の物を弾くように結界を製作できる。効果は破壊されるまで。破壊する人が製作者の気力よりも破壊者の気力が高い場合、破壊できる。新しく結界を作成した場合、前の結界は破壊される。また、発動している間、製作者の気力は減少していき、維持ができなくなった場合も破壊される。それら以外の方法で破壊されることはない。



 という効果なのだ。それをユージが取得し、白い人しか入れないという条件で結界を作る。そうすればユージよりも気力が高い人でない限り、破壊されないだろう。ユージの気力はスキル≪自己治癒≫によって回復し続けているから、恐らく維持できてしまう。ユージが新しく結界を作成する必要がないから、ユージよりも気力が高いピィに破壊しないように言っておけば大丈夫だろう。



 そしてユージがダンジョンに行ってからスキルの取得を目指すのはイキョーのダンジョンの時のように、ダンジョンの最奥の魔族を倒したときに手に入るかもしれないことに、少し懸けているのだ。もし、この国にあるダンジョンでも手に入らず、入手方法がわからなかった場合でも、ピィに頼めば良いかもしれない。ピィのスキルの量を見ているユージはピィがスキル≪結界≫を持っていてもおかしくないと考えたのだ。


  ユージの案に納得したななしの姉妹は、故郷の皆に一先ず別れを告げる。


「また来るね!」


「元気で。」


 そうして白い人達と別れたあと、ユージ達はまた馬車に載ってダンジョンを目指す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ