46話 カードゲームを自作しました①
イースト地区最強決定戦が終わって一段落したユージは新しく手に入れたスキル≪印刷≫を使って、カードゲームを作ろうと考えた。ただ、向こうの世界にあったカードゲームをこちらで同じように作っても面白くないので、オリジナルの物を作ろうと考えた。ユージはそのカードゲームの名前をユージ王と名付けた。聞いたことあるような名前かもしれないが、今ユージがいる世界には伝わらないのでここで遊ぶ分には全く問題ない。ただ、名前は似通っていても、ルールは独自の物としたかった。そしてこちらの世界の要素も取り入れたい。そうして悩みに悩んだユージは何とかルールを作り上げる。ルールはこのようになった。
1.初期の山札はお互いにそれぞれ60枚用意する。そして手札として5枚引く。自分の番になると山札を1枚引く。(先攻の人の最初の番は引かないが)
2.勝利条件はレベル10以上のキャラ3体もしくはレベル15以上のキャラを自分の場に出している状態で相手のターンが終了することである。勿論山札が無くなったら負けだ。
3.レベル1~9までのキャラはコストなしで1ターンに一度場に出すことができる。レベル10以上のキャラには条件を満たすことでレベル1~9のキャラとは別に1ターンに一度場に出すことができる。
4.それぞれのキャラは固有のスキルを持っていて、発動するために気力が必要となる。同じスキルは1ターンに一度しか使えない。必要とする気力はカードに書かれていて、気力は毎ターン2回復する。(一番はじめは5)
とまあ、ざっとこんな感じだ。このゲームでキャラに気を配ることは、高レベルキャラを出すために有利なキャラはスキルが弱い。逆にスキルが強いキャラは気力を多く使う。高レベルキャラは場に出しやすければ出しやすいほどスキルが弱い。そうすることで、多様性が生まれると考えた。
ユージがカードとして最初に作ったカードはななしの姉妹とツキ、リアである。
ナナ レベル30
条件 相手の場のキャラの数と味方の場のキャラの数の差が10体以上の時に場に出せる。
効果 次の相手のターン終了時までこのカードは破壊されない。気力を5消費。
シノ レベル30
条件 自身の気力を10消費。
効果 ①次の相手のターンにこのカードよりレベルが低いキャラがいる場合このカードを破壊。(この効果は場に出たときに自動で発動)気力消費なし。
②相手のキャラを破壊するキャラのレベルの合計が15以下になるようにキャラを破壊する。気力消費なし。
ツキ レベル5
効果 このカードが破壊されたとき持ち主は山札から好きなカードを一枚選んで手札に加える。
リア レベル1
効果 このカードは破壊されない。
と、どれも強力な効果を持っている。依怙贔屓だ。ユージは他にもカードを作ると張本人達に見せにいった。




