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41話 新たなゲーム

  稲は意外とすぐに見つかったが、生育地は私有地らしく勝手に採ることは禁止されている。まあ、採っちゃったけど。触ったら粉砕して読めなくなってしまった看板が悪い。



  勿論、栽培されているものではないので、米はこれしか手にはいらない。なので森を少し開拓して水田を作ると、そこに稲を植えた。当分の間はラーメンとパンだな。勿論、水田は作ったことがなかったので苦戦したが、今はどうでもいい。また暇になってしまったのだ。ボードゲームはあるが、トランプとボードゲームしかやっていない。何か面白いものがあるだろうか。チェスでも作るかと作ったが、将棋とにているため、やっていてもすぐに飽きる。だからこそユージは新しくゲームを作ろうとしていた。



  カードゲームである。



  対戦型のカードゲームは数多く存在していた。ならば、スキル≪印刷≫があるわけだし、新しくルールをつくって、カードを量産すれば、オリジナルのカードゲームができる。そう考えたユージはずっとカードゲームのルールを考え、初期のカードの性能などを考えたりしていた。実際にカードを作るのは大会が終わってからのお楽しみにするつもりだ。もう大会まですぐだ。もう一週間もない。街は大会に向けて着々と準備が進められている。



  大会当日。ユージは皆と別れて単独行動だ。全員応援にいけないらしい。ななしの姉妹は白い人で、ツキは魔族。リアは家から出られないので当たり前なのだが。ユージは皆にいい報告ができるよう、長い間家を離れることになる分の寂しさを胸に、大会に向かうのであった。



  大会会場はとても広く、見渡しきれない。ユージは参加者のところへいくと、開会式があるのでと言われ、会場の真ん中の大きな建物の中に集められた。そこで偉いらしい人たちの長ったらしい話を聞き流して、ユージは初戦の相手を想像する。どうやって怪我させないように攻撃するか考えていたが、殺しても問題ないので考えることをやめた。



  イースト地区最強決定戦開戦である。

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