表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/288

40話 毎日のご飯②

「このパンって小麦から作られているんだよね?」


「常識……でもユージ、よく知ってる。」


「それなら麺が作れるんじゃないか?」


「めんって何?」


「聞いたことがない食べ物なので、おそらくこちらの世界には存在しないかと思います。」



  スキル≪言語理解≫はここまで翻訳してくれる。有難い。確か麺は小麦に食塩と水だっけか?混ぜて薄く伸ばして切ればできた気がする。リアはそれを聞くと、大量の小麦と食塩を買ってきた。これから試行錯誤するつもりなのだろう。ユージは味見をして、何が違うかを考えた。そうして日が暮れる頃には麺が完成した。ナナは楽しみで待ちきれなかったのか麺を食べたが麺だけだと口の中の水分が持っていかれてパサパサするし、スープがないので物足りない。ナナは口に含んだ分はちゃんと食べたが、これ以上はいらないらしい。明日からスープの作成だ。



  それからスープを作ることにしたのだが、こちらが大変だった。元からこちらの世界にあるスープは合わないし、ユージも何が入っているかなど知らない。知っていたものは用意してあるが、麺を作ったときと同じく、分量がわからない。だからこそ苦戦はしたが、何とか作ることができた。これでラーメンができる。



  その日はラーメンをつくって、みんなで食べた。スープはまだ改良の余地があるし、麺は素人が作ったので、不細工だが久しぶりにパン以外の主食だ。とても美味しい。これにはななしの姉妹も喜んでくれた。ツキは栄養にあまりならないため、途中で血液味のトマトジュースを入れて赤いラーメンを作っていた。ラー油とはまた違う赤さだ。



「この辺りで降水量が多い地域ってどこにある?」



  ユージはもう米を探すつもりだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ