30話 レベルⅦ②
ある日、模擬戦に参加しようとしていたユージだったが、参加する前にスキル≪自己治癒≫で、どれだけステータスが上がったのかを確認していると、スキル≪自己治癒≫Ⅵの下にバーが表示されていた。バーは3分の1だけ光っていて、あとは暗かった。そして、スキル≪自己治癒≫の効果説明を開くと、バーも大きく表示され、あと約15万回使用でスキルレベルアップとかかれていた。やる気になったユージはその日からいつもより少しだけ多く、スキル≪自己治癒≫を使うようになった。
そしておよそ2ヶ月後、約15万回スキルを使用したユージは、レベルアップしただろうとステータスを見る。予想通りスキル≪自己治癒≫はレベルⅦに変わっていた。
スキル≪自己治癒≫レベルⅦ
体力を使用者の最大体力の5%回復。気力を3秒間自動回復(合計回復量15)。使用者のステータスを極僅かに上昇。使用者のパーティーのメンバーに1日、弱体効果無効を付与。メンバーの最大体力の1%回復。
試しに使ってみて、ななしの姉妹とツキに付与されたかどうか確認してもらった。
「このスキル、頭おかしいの。」
ツキがいうには、スキル封印は弱体効果だから、毎日欠かさずスキル≪自己治癒≫をユージが使うのならば、スキル≪不老不死≫を破る方法は二つになってしまったという。一つ目は、この前にも言っていた通り、スキル消去である。スキル消去は弱体だが無効化はできないそうだ。二つ目は、一分間の間に3回以上死んでしまった場合である。その場合、体の修復が出来なくなってしまうそうだ。ただ、復活するときは、元の体に戻る事が難しい場合は、復活しないうえに、半分回復するそうだから、3回殺されるのは、あり得ないだろうとのこと。溺れた場合でも、一分間に3回は死なないそうだ。そして、スキル消去もツキが今まで生きてきた中でも、唯一見たことがない知っているスキルだそうで、本当に死ななくなってしまった。
バーは光っている部分はどんどん増えていったが、スキルレベルが上がると全て暗くなった。何割ほど使用したのか分かるようになっているのだろう。次のスキルレベルアップまで、120万回だそうだ。人生はまだまだ長いし、こつこつ上げていくか。




