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222話 帝国①

 ユージはラグと別れて、悩んでいた。なぜならユージは、明後日までギルドから依頼として出ないのならば、その日にいかなければならない帝国へ先に行って、捜索ついでに観光しようと考えていた。


 しかし、帝国は入国に制限がある。四国のあってもなくても別に変わらないような国境警備ではなく、厳重に取り締まっているため、入るのは大変である。ユージのステータスをもってすれば、相手に気がつかれない速度で移動したり、普通にスキル≪転移≫を使うだけで容易に突破することは可能だが、万が一のことも考えて、普通に検査を受けて入った方がいい。


 しかし、ステータスを見せなければならないのだ。そうすれば、謎にしか思われない職業と、魔王や勇者であっても赤子の手を捻るように倒せてしまいそうなほどのステータス。それを見せてしまっていいのだろうか。見せてしまえば色々面倒そうだ。


 かといって、ギルドで発行されるのを見てダンジョンへ向かうのをラグに見せるということは、帝国に入っていることが分かっていなければならない。全世界統率連合冒険者ギルド支部部長とかいう立派な肩書きを持っているのならば、そのような情報を得ることは容易い。だからこそ、信用を落として依頼をちゃんと掲示し続けて貰うために、やはり正規で入るべきなのだ。


 それで答えが決まらないまま、帝国との国境の近くまで来ていた。

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