15話 新たな仲間
「えっと、誰?」
「幽霊です。」
「「ひいぃぃぃっ!」」
声が揃うなんて、流石姉妹。
「名前はリアです。」
「ユージだ。この家を買った。」
「な、ナナです。」
「し、シノです。」
「ユージさんと、ナナナさんと、シシノさんですね。」
ななしの姉妹、怯えてるとこ悪いけど、名前がナナナとシシノだと思われてるよ。
「あなた達は私をみても逃げないんですね。」
「ここ買っちゃったからな。」
ななしの姉妹もそこまでお金は持っていないから、捨てるわけにもいかないのだ。
「あなた達を気に入りました。私もパーティーに入れてください。命にかけてもこの家、拠点ですか?を守るので。」
命を懸けられないでしょ。もう死んでるんだから。
死んでいるせいか、ステータスは開けないとの事だが、攻撃力は0だという。触れられないしな。
「そんなに頑張って触ろうとしないでください。セクハラで訴えますよ。」
幽霊だから訴えられないだろうし、触ろうとしたとしても、触れない。
仲間が増えた記念として、今日は家で歓迎会だな。リアも一緒に買い物に買い物にいこうと誘ったら、この家から出られないと言われた。地縛霊らしい。空き巣が入っても驚かせるから問題ないとの事。
聞き忘れていた。何故逆さの部屋があるのか。そこにいた翼の生えている少女は誰か。
「あの部屋は逆さになりたい時に使いますね。あなた達も時々ありますよね?少女は知りません。あと勝手に人の部屋覗かないでください!」
逆さになりたい時なんて無いし、まずなれない。力はついたから、自分の体重を支えるのは簡単だが、バランスをとれない。あとこの家は買ったから、あとで部屋決めさせてもらうぞ。
こうして新たな仲間を加えることとなった。




