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空はもう菫色
(悲恋ばっかりです)
そよぐ白
乱気流追い
肌は濡れ
百舌のつつく実
憂き世に残す
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以下、(無駄に)洒落た解釈。
紫がかった空を、風に乗って漂う雲がある。
貴方は昔から、あの雲を運ぶ不規則な気流のように掴めない人で、それでも必死に追いかけて寄り添ってた。
けれど、二人で一緒に歩んでいると思っていたのは、私だけだったのかしら。
多分私は、めったに木の実を食べない百舌が、気まぐれにつついた小さな実なのでしょう。
つつかれただけで残されてしまった、憐れな憂き世の女なのでしょう。
紫のスミレの西洋花言葉に「You occupy my thoughts(あなたのことで頭がいっぱい)」というのがありまして。使ってみました。




