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執務室の暗黙の読書

夕方から執務室にこもり読書するリリー。

執務室を囲む本棚。

またいつもの本を読み漁る。

ある本のなかに怪しい記号化された紙が挟まり読んでいる。


険しくなる表情だけではなく口元も吊り上げる。

なにやら分厚い本を見て惑星の記号が書かれた占星術の本を解読して引き出しから箱を取り出し書斎卓上でタロットカードを慣れた手つきで回しスプレッドしリーディングする。

リーディングしたカード内容を見てますます

険しい表情になり呼び鈴を鳴らした。


リリー専属の執事が訪れた。朝の懐中時計の執事だ。

「お呼びでしょうか、お嬢様。」

と冷静な表情の執事。


険しい表情であるリリーは

「今日は定例会みたいね、準備を。あの御方もいらっしゃる様子。」

と執事に準備を促すリリー。

「かしこまりました。ご準備いたします、失礼いたします。」

一礼をし部屋を後にする執事。


陽が落ち薄暗い闇に差し掛かる外を窓から見つめ昼間とは変わり、なにやら闇を感じさせる

その冷酷な表情に変わるリリーであった。

不穏な空気を感じるのであった。

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