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女王様(笑)と悲惨な従者達と謎の軍団

作者: 東風こち

    −序章−

           【0】

「さあ、かかってらっしゃい」

 突然そう言って鞭を取り出したのは・・・

 ぱしん!ぱしん!

「うぎゃーっ!、ぐおーっ!」

「おーほほほほほ、あたしはキャンディーよ」

 説明するまでもなく本人の口から名前が出た。

 ではとりあえず、説明しよう!

 キャンディー・ハーブ−魔性の人、鬼、悪魔、女王様、etc・・・−す

なわち、数々の異名(?)を持つ自称“貴族の娘”である。しかし、本当は

どこかの村の娘で、生贄にされそうになったという噂もある。

 とにかく、キャンディーは今剣士としての腕を研く−一般では、女王様と

しての腕を研いているとも言われているが−ために旅にでている。

 と言う訳で、話を進めよう。

 現在ここは、どこにでもあるようなとある村−名前を忘れたが−である。

その中の酒場兼宿屋の入り口である。

 哀れにも鞭で叩かれているのは、この酒場兼宿屋を経営している店の主人

である。

 なぜ店の主人が鞭で叩かれたのか?それは、食事に虫が入っていたためで

あるとキャンディーは言った。

「ううーっ、ううーっ」

 店の主人もかわいそうにうめいている。

「ちょっとあんた、何するんだよ」

 店の奥から出てきたのは、店のおかみだった。

「どうもこうもありませんわ。この店は客に虫を食べさせるの?」

 キャンディーが言った。するとおかみは、鼻息も荒く答えた。

「そうだよ、それがどうかしたのかい?」

「このあたいにこのようなものを食べさせるとはいい度胸をしてますわね」

「“このようなもの”とは何よ、“このようなもの”とは、これはれっきと

したA定食・・・」

「ここの食事など食べてられませんわ」

 一瞬、二人の間に熱い熱い視線が走った。

「ほう、じゃあ他へ行ってもらおうかね」

「言われなくてもそうしますわ」

 店のおかみはそのままぷいと向こうを向いて奥へ下がっていった。

 キャンディーの方も、

「いくわよ、ティム」

 そう言ってすたすたと出ていってしまった。

「おいおい、ちょっと待てよ・・・」

 そう言いつつ、その後を俺もついていった。後々のことを考えながら・・・


    −始まり始まり−

           【1】

 そう、忘れていたが、俺の名はティムノーグ・ケレス。通称“ティム”。

一応剣も使えるし、そこそこの実力はあると、俺自信思っている。

 なぜキャンディーと共に旅をしているかというと、それは親父のせいだっ

たりする。親父は、“家畜の敵”、“動物愛護教会の敵”等の悪名を持つ、

アイラート・ケレスである。その悪名の高さといったら、その呼ばれ方から

してもよーく分かる。ようするに、動物を使った生態実験を行なうのが趣味

の、くそじじいである。そんな趣味は即刻止めてもらいたかった。しかし・

・・、俺はそんな親父に、実験台にさせられてしまった。その実験とは、俺

に黒魔石を埋め込んだのだ。そもそも黒魔石とは、不思議な力−すなわち、

魔法のような力−を操るために必要な石のことである。

 そんな石を、と言ってもその石をそのまま埋め込んだのではなく、何か加

工してますます訳の分からない力を封じ込めて、俺の身体に埋め込みやがっ

たのだ。それは、服従のための石だった。

 俺はその時以来、ずっとキャンディーについて回らなければならなくなっ

ていた。

 親父のバカヤロー・・・。


           【2】

 あの酒場の騒ぎから1刻(約二時間)が経った。

 しかし俺達はまだ、村の中をうろついていた。まあ、あんな騒ぎを起こし

ちまった以上あそこにはいられないだろう。でもこの村には、宿屋はあの店

1軒しかなかった。

「おい、なんでちょっとのことですぐ短気になれるんだよ?」

「虫は嫌いよ!」

 吐き捨てるようにキャンディーは言った。

「・・・?」

 俺が戸惑っていると、キャンディーが何かを察したように辺りの気配を伺

いだした。

 俺も殺気を感じて剣の柄に手をかけた。

 ブン!

 いきなり真後ろから何者かが切りつけてきた。しかし俺は、それをひょい

とかわすと逆にそいつに向って切りつけた。

 ガキン!!!

 なんとそいつは、素手で俺の剣を受けとめやがった。

 じゃあなぜ、「ガキン!」と音がしたかといえば、そいつの手には、金属

性の篭手のようなものがはめられていたからだ・・・と思う。

 そいつは、それからひらりと身を翻して、後に飛びのいた。

「あなたたち、いったい何の目的があってあたいたちを襲うの?」

 キャンディーが聞いたが、そいつらはマントで体を覆っていて、さらに頭

は、フードにすっぽりと包まれている。

「・・・・・・」

 そいつらは終始無言だ。

 ちなみに、「そいつら」と言ったのは、人数が3人だったからだ。さらに

、3人ともが皆同じ格好をしている。

 ふと、3人のうち、真ん中にいた奴がこちらに向かって来た。

 俺は身構えたまま、剣を相手に向けて相手の隙を伺った。

 ・・・と、とーとつに相手の方から話し掛けてきた。

「話がある」

「どんな?」

 俺は聞き返す。

「ついてこい」

 すると、そいつは後を向くなり、つかつかと歩いて行った。

「ついてこいだとよ」

 俺はキャンディーに言った。

「どーしてあたいがあんな奴らについてかなきゃならないんですの?」

「どーしてって、じゃああんたはこんな村ん中で、あんな物騒な奴らと戦お

うっていうのか?だいたい、あいつら結構強そうじゃねーか?」

「しかたがありませんわね」

 キャンディーは、渋々ではあったものの、あいつらについていくことにし

たらしい。


           【3】

 キュー、バタン!・・・カチャリッ!

 そこは、牢屋だった・・・。

「どーして、あたいがこんな狭苦しいところに閉じこめられなくちゃいけな

いの?」

「とは言ってもなぁ・・・」

 あいつらは、俺達についてくるようにと言っておきながら、連れてこられ

たところは城だった。

 キャンディーの怒るのももっともだとは思ったが、どうも腑に落ちない。

「なんで、捕まったんだろ・・・」

 俺は、誰にともなくつぶやいた、がしかし、

「なんでって、あんたがあの時におとなしくついてったりするから、こんな

ことになったんじゃなくって?」

 キャンディーが聞き逃すはずもなく、俺に怒りをぶつけまくっていた。

 しかし、俺はキャンディーの言い分を、さらっと聞き流して言った。

「でもなー、なーんもしてない俺達がなんで捕まるんだ?」

「どーせ、あの酒場の爺さまのせいでしょうよ。まったく・・・」

 俺は、キャンディーの愚痴を聞きながらも別のことを考えていた。

 どうもなにかがおかしい。何がかと聞かれてもそれはちょっと困るが・・・

それにしても、城の門番とマントの連中の話を聞くかぎりでは、俺達はただ

のせこい喧嘩をしてしまった奴でなくて、重要指名手配とかいう奴らしいん

だが、なんでそんなことになったんだ?

 等と俺が考えている間にも、キャンディーはまだぶつぶつと言っていた。


           【4】

「爆裂・火炎弾!」

 ちゅどどどーん!ゴゴゴ・・・・

 いったいどれほどの時間が経ったか、不意に俺達の部屋の扉が開いた。い

や、開いたというより、壊したといったほうがいいか・・・

「さぁ、行くわよティム」

 なんと扉を破壊したのはキャンディーだった。

「おいおい、こんなに派手にしたら、見張りに気付かれちまうだろうが」

 などと言いつつも、俺達は外へ外へとダッシュで逃げ出していた。

「どーせ見つかるんでしたら、この方がいくらかいいわよっ」

「そーかよ、また捕まったら今度はひでえ目にあうだけなんじゃねーか?」

「だったら、捕まらなきゃいいんですわ」

 キャンディーは、こともなげに言った。

「おいおい・・・」

 俺は頭を抱え込みたい気分になっていた。

 普通一般の人が聞いたら、頼もしい言葉に聞こえるかもしれないキャンデ

ィーの言葉だが、俺はその言葉の裏に、何の考えもないということを知って

いた。

 しかし、どーにか俺達はなんなく城の外に出ることができたようだった。


           【5】

「ちょっと待て!」

 しかし、逃げ出したはいいが、行くあてのない俺達の前に、1人の剣士風

の男が現われた。

「なんか俺達に用か?」

 俺は相手が俺達を追ってきた敵かと、身構えた。

「食料をよこせ、さもないと・・・この娘の命はないものと思え」

 話しながらも突然猛ダッシュをかけて、キャンディーを背後からがっちり

と押さえこんでいた。しかも、そいつの手にはダガーが握られていた。

「おいおい、そんな物騒なもんはしまって・・・」

 俺が言い掛けながら近付いていくと、そいつはキャンディーの首筋にピタ

ッとダガーを当てた。

「それ以上動くと、本当にこいつの命はないからな」

 どうやら本気のようだ。

「わかったわかった、ここに食物を置くから、そいつを放してくれ」

「分かればよろしい、じゃあさっさと置いてから下がれ」

「へいへい・・・」

 そして、俺は食物をバックパックから取り出して、下に置き、後ろに下が

った。

「へへへっ、こりゃ悪いな」

 そいつはにやにやしながら、食物に近付いていく。

「さてっと・・・」

「危ないっ!」

「へっ?」

 ドガーン!

 そいつが食物を拾おうとした瞬間のことであった。

 俺は、そいつに対して警告してやったが、その時にはもう大きな火炎弾が

俺の置いた食物に命中していた。

 俺は、冷汗をかきながらキャンディーを探した。

 しかし、幸いにも火炎弾はそれほどに威力のあるものではなかったために

火が燃え広がることはなかった。

「誰ですの、こんなひどいことをするのは?」

 よかった、俺はほっとしてキャンディーに駆け寄った。

「おい大丈夫か?」

「大丈夫じゃありませんわ、まったく・・・これを見てみなさい」

 キャンディーのマントは煤けており、火が付いた痕も残っているようだ。

しかし、怪我らしい怪我もなかったと、俺はほっとした。

 俺達は、そのままなぜ爆発が起こったかなどには構わずに、その場を立ち

去った。


           【6】

 そして、あれから丸1日が過ぎた。

 俺達は、そのまま北を目指して進んでいた。

「あらっ、あれはなんですの?」

 キャンディーが、そう言って指差した方を見ると、そこには黒マント姿の

3人がいた。

「まったくしつこいですわね、あなたたちっ!」

 キャンディーは言って、ぴっと彼らを指差す。

「あんたたちなんか、あたいにかかったら全然歯がたたないでしょうけど、

今日はこのティムが相手よっ!さあ、かかってらっしゃい」

「やっぱり・・・」

 俺は、こうなることを予測していたが、この場合どうにもならずに、結局

戦うしか道が残されていなかったのだ。

「よーしっ、だったらかかってこいよっ」

 俺は威勢のいいことを言いながらも、奴らの強さを推し量るようにじっと

奴らをにらみ据えていた。

 ・・・と、先に動いたのは奴らの方だった。

「裂!」

 ドガーン!

 俺達は、相手が呪文を唱えたその時に後に飛びのいた。そして、間一髪で

相手の攻撃魔法をかわすことができた。

 しかし、相手は3人だったので、俺はすかさず剣を抜いて構えた。

 ブンッ!ガキーン!

 相手の剣と俺の剣がぶつかる。俺は必死で相手の攻撃を受け流していた。

 そして、相手の内2人が俺に向かってきていた。

「おとなしく観念しろ!」

 挑むように剣を繰り出しながら、相手は俺に叫んだ。

「そう簡単にくたばってたまるかよっ」

 俺は悪態をつきながらも、じりじりと押されまくっていた。

 ブンッ!ガン!ガン!ガキーン!

 どうやら、本当に相手の方が1枚も2枚も上手のようだ。

 俺は、あっという間に追い詰められていた。

 ガン!ガキッ!ガシーン!

 俺は剣を弾かれてしまった。

 もう駄目だ・・・・・・俺は覚悟を決めてそこにじっと佇んでいた。


           【7】

「まていっ!!!」

「何だきさまは!」

 俺が、もう駄目だと観念したちょうどその時であった。俺の目の前で攻撃

をしようとしていたやつが、後を振り返る。

「そいつは、おいらの獲物だ。そちらで勝手に殺してしまっては困るなー」

 黒マントの連中はそいつを見ると、すぐに「ちっ」と舌打ちして、逃げて

いった。

「おい、大丈夫か?」

 そいつは、俺に向かってそう言った。

「おまえはあの時の!」

 俺はそいつを覚えていた。・・・というか、つい1日前に俺の食料を取ろ

うとして、爆発に巻き込まれたと思っていたのだ。

「どうして・・・?」

 俺が最後まで言い終える事無く、そいつは答えた。

「どうして、無事だったかって?そんなのは簡単だ。あん時おいらは爆発が

起こるちょっと前に魔法を使って逃げさせてもらったのさ。しかし危なかっ

たぜあれは」

「あんたはいったい何者なんだ?」

「おいらか?おいらはみゅらーずっていうただの傭兵だ」

「あんた・・・・」

 俺が次の言葉を出す前に、異変が起こった。

 地震が起こったような地響きと共に、目の前の地面がぱっくりと口を開け

ていた。

 そこから唸り声とも雄叫びともとれる声のようなものが聞こえてきた。

「こりゃ、本格的にまずいぜっ」

 みゅらーずは、言って身構えると、即座に行動した。

「なにがまずいんだっ?」

 俺はみゅらーずに問い掛けたが、返ってきたのは戦いの音だった。

 突然みゅらーずの目の前に、黒マントが2人現われたのである。そして、

俺の目の前にも1人現われていた。

「おまえはここで死んでもらう」

 俺の前にいる黒マントが言って、切り掛かってきた。

「させるかっ!」

 俺は、攻撃を受けるために、勢いをつけて相手に向かっていった。


           【8】

 それは、長くつらい戦いだった。いったい、どのくらい打ち合ったのだろ

うか?

 俺は、もう手が痺れて今にも剣を持つ手が動かなくなるのではないかとい

う思いにかられていた。

 しかし、相手はまだまだ戦えそうであった。

「しかたないぜっ、こうなったら一気に勝負をかけてやる」

 俺はつぶやきながら、剣を持つ手に力を込め、精神集中を開始した。

 相手は、俺の精神集中に気付いて、一気に間合いを詰めてきた。そして、

俺の集中を解こうと、必死に攻撃を繰り出してくる。

 黒マントの攻撃は、正確に急所を狙い、しかもその1撃1撃は力強いもの

だったので、俺の精神集中は時々途切れがちになっていた。

 こんなときにあいつは何をしてるんだ・・・俺はそう思いながら、キャン

ディーの姿を目で探していた。

 しかし、どこにもキャンディーの姿は無かった。・・・まさか、さっきの

地震でできたあの穴に落ちてしまったのか?ふと、そんな思いが俺の脳裏を

よぎる。

 そんな一瞬のスキを、黒マントは逃さなかった。

 ガン!ガン!ドゴッ!

「ぐあっ!」

 俺は、黒マントの一撃をまともに受けてしまった。

 左腕に激痛が走る。どうやら腕の骨にひびが入ったか、折れたか・・・ど

ちらにしても、左腕はもう言うことを聞かなくなっていた。

「ふっふっふっ、それではもう戦えまい」

 黒マントが不敵に笑いながら、俺の方に1歩1歩近付いてくる。

 俺はなすすべもなく、ただただ後退するばかりだったが、ふいに後ろの巨

木が俺の後退を阻んだ。

「これで終わりだっ!」

 黒マントは、おもいっきり振りかぶり、振り下ろした。

 ブンッ!

 剣が唸りをあげて俺に襲いかかってきた。


           【9】

 これで終わりなんだな・・・俺がそう思ったときであった。

 ガキーン!

 横から何かが黒マントの剣をがっしと受け止めていた。

「てめーら、俺の獲物に手を出すなと言っただろうが」

 どうやら、みゅらーずが俺を救ってくれたらしかった。

「おまえ等の攻撃などこの俺には効かんのさ」

 言って、切り掛かるみゅらーず。

 ガン!ガン!グサッ!

「ぐおーっ・・・!!!」

 黒マントは、みゅらーずの攻撃の前に倒れていた。

 迅い攻撃だった。黒マント達はなすすべもなく・・・。

「おい、大丈夫か?」

「ん、左腕をやられた」

「そうか・・・」

 俺は動かない左腕に簡単な応急処置を施し、キャンディーを探した。しか

し、キャンディーは見つからなかった。

「たぶん、あの穴に連込まれたんだろうよ」

 みゅらーずはそう言った。

「あんたはいったい何者なんだ?」

 俺は、みゅらーずがただの傭兵でないと確信して聞いた。

「おいらのことを聞いても駄目だぜ。なぜなら、あんたはおいらの敵なんだ

から」

「敵?」

「そうさ、これからそうなるんだよ」

 俺は、みゅらーずが何を言っているのか分からないというふうに、首を振

った。

「まぁ、いずれ分かることだから」

 みゅらーずは、それだけ言うと口を閉ざした。

「それにしても、キャンディーはどこに連れていかれたんだろう?」

 俺がそう言うと、みゅらーずは答えた。

「城だ」

 みゅらーずは、何でも知っているぞと言わんばかりの答え方をした。

「おまえは黒マントのことを知っているんだろ?」

 俺はみゅらーずに聞いた。

「ああ、知ってるよ」

「何者なんだよ、あの連中は?」

「あいつらは、『影』の連中だ。『影』って言うのは、組織のことだ。そし

て、ここからが肝心なとこなんだが、おまえはどうやらあの連中にターゲッ

トにされちまったらしい」

 俺は、あんな連中に殺されると思うと、冷汗が出るのを感じた。

「でも、どうして?」

 俺は、聞き返さずにはいられなかった。

「それは・・・俺もしらん。しかし、今に分かるって」

「大体、キャンディーはどーなるんだよ?あいつも狙われてるのか?」

「たぶん、大丈夫さ。どーせおまえが目的なんだろうからな」

 俺は、キャンディーの事が心配になってきた。

「当然行くんだろ?」

「行くさ」

 俺は、みゅらーずの問いに短く答えた。

 そして、はるかな先にあるはずの城の方を、じっと睨むように見つめてい

た。


           【完】



実はこれも1作目と同時期に作成したものでした

1作目とは違ってライトファンタジーで作っているので

気軽にお読みください(^-^)



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