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ハジマリ
隆也は手紙に目を通す。
梓への想いが涙腺を刺激して
目の端から涙が溢れる。
そこには2人の出会いからの出来事が
事細かに語られていた。
あなたと初めて話したのは19歳のとき、
講義の席が隣になりました。
唐突に話しかけた私に
あなたは少々戸惑ってましたね。
「不器用な人だな〜。」
これが第一印象です(笑)
でも、かわいらしかったですよ!
今だから話せますが、実は1回生のときから
あなたのことは知ってました。
驚いたでしょう?
硬式テニスサークルに入部して
汗をながす姿をコートの外から見てました。
私は運動音痴なので、
一緒にプレイするという願いは
儚く散りましたが(笑)
あの頃のあなたは輝いてましたね。




