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3の記 登録登録〜♪

一時端末の不具合で本編の記録が飛びました。

ちくしょうめ

王妃との話し合いの後、俺は城下町に出た。

さて、街に出たら最初にやるように言われた事は……

【冒険者ギルドと料理人組合の登録】だったな。

「王妃め……金貨20枚で街に放り出しやがって……」

そう、俺は半ば城から追い出される形で街へ出たのだ。

でもやるべき事は示してくれたんだから良いが。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よし、ここが冒険者ギルドか。

確か食材確保のために街の外へ出る時に必要になるから

登録しておくんだったな。

俺は手早く受付で登録を終え、ギルドの外へ出ようとした。

そこへ……

「よお兄ちゃん!ここらでは見ない顔だな!」

実にテンプレなセリフを吐きながら話しかけてくる大柄な男がいた。

めんどくせぇ……

やっぱりギルドとかではこういうの多いのかな……

でも一応好意で話しかけてくれたのだから無碍にする訳にも行かないな。

「はい、一応異世界から転移して来ました。これから料理屋をやっていくことになってます」

ちなみに自分が転移者だと知られてもいいのか尋ねたところ、

全然問題ないそうだ。

むしろ店の繁栄のためにドンドン宣伝して良いとか。

「そうなのか!そりゃ珍しいな!お前さんが店を開いた時には是非寄らせてくれよ!」

こちらとしても有難い一言を残し去って行く男の背中を見ながら、

一人客を確保だな。と目ざとい事を考えていた俺であった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次は……あれだな。

大通の先にコック帽と包丁を模した看板が見える。

転移特典で文字も全て理解出来るようになっていたので文字解読も楽々だ。

中へ入ると、洋風のレストランの様な内装だった。

サイゼリ〇を思い出すな。

「受付は……こっちか」

「すみません、料理人組合への登録をしたいんですが」

「はい、こちらの用紙にお名前と生年月日諸々を記入してください!」

受付で応答してくれた職員はオレンジの髪で、元気そうな印象を受けた。

またもやサイ〇リヤを思い出してしまった。

だがそんな事はおいといて。

「では、登録料の銀貨3枚をお支払い下さい!」

俺は王妃から貰った麻袋から金貨1枚を出しカウンターに置く。

「金貨1枚ですね!ではこちらが料理人カードになります!」

ふむ。

冒険者ギルドでも登録の際に貰ったが、やはりこっちの方が装飾がしっかりしているな。

銅色のカードで、名前とランク、その他も記載されている。

これは無くすと大変な事になりそうだ。

「では説明を致しますね!

まず、冒険者にランクがあるのは知っていますか?」

「いや、知らないな」

先程のギルドではあまり詳しい説明は受けなかったのだ。

「まず世のギルドや組合と呼ばれる物には、それぞれランクがあります。

初めにブロンズ、次にシルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドとランクが高くなっていきます。このランクは月初めの更新の時に、料理人としての活躍に応じて高くなります。」

ふむふむ、つまり料理人としての功績を上げまくれば良いということか。

「ざっくり言うとそうですが、ポイントと言う制度があり、各ランクの一定ポイントが貯まれば昇格出来るという仕組みになっております!

ポイントは料理をした回数、働いている店の評価などを元にしています!」

つまりは沢山美味い料理を作れという事だな。

「良くわかったよ。ありがとう」

俺は職員にお礼を言い、組合を出た。

今回は絡まれなかったな。客集め失敗だ。

これで登録は完了したので、1度城へと戻ろうと思う。






今回の作業BGMは

米津のMAD HEAD L〇VEでした。

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