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~魔法だらけ~

「ここが…異世界なのか」

「ミゲルだ、聞こえるか?」

「なんか今、声が聞こえたような気のせいか。よし気を取り直していこ…」

「おいっ!カイト!」

「〜♪」

「おいっ!!!」

「今、おっさんぽい声が聞こえた!?どこだ、いねぇじゃねぇか」

「おっさんじゃない!ミゲルだ!お前に魔法で話しかけているんだ!じゃなくてだな、この草原のさっ…」

「魔法っ!?何それ俺にも使えるの!?やってみてー!」

「わしの話を聞け!」

ミゲルはとうとうブチギレ、カイトに魔法をかけた。

「なんだこれ、瞬間移動したんだが、って!?ここ牢屋じゃねえか!!」

「お前がわしの話を聞かないからだろ」

と言い、牢屋の前にミゲルが現れた

「ごめんごめん、で、話とは?」

「お前がさっきいた草原を覚えてるか?」

「ああ、もちろんさっきまでいたし」

「じゃあ、話が早いな、さっきいた草原何が見えた?」

「何も見えなかったが…」

「だろうな」

「えっ、どういうことだ?」

「あそこから、街へは50キロあるからな」

「ご…ごじゅっきろ!?」

「でだ、最強の魔法を使えるようになるか、街へテレポートするか自分で選んでくれ」

「えっ、いきなりか。んー…魔法ってどうやったら覚えられるの?」

「わしからなら触れただけで覚えられる、しかし他の奴らから教えてもらう方法はない、才能のあるやつだけ魔法が使えるのだ。」

「えっ…じゃあ、俺に才能がない限り、今しか覚えられるチャンスがないってことか

「そうだ、あとひとつ言っておくがお前に才能はない」

「そんなはっきり言わなくても…じ、じゃあ、選択肢は一つになるな」

「どっちだ?」

「いやわかるだろ、魔法を覚えさせてくれるんだろ?50キロなら、何日もかけて歩いたらそのうちつくだろ?」

「そうだな、わかったぞ、魔法でいいんだな?では、ちょっとこっちへ来い」

「はいよ」

ミゲルはカイトに触れた

「…っ…ぁ」

「何言ってんだ?」

「よし、完了だ、炎の魔法を唱えてみろ」

「えっ、どうやって唱えるんだ?」

「心で燃えるのを想像して、それを放つ見ないな感じだ」

「了解…っ………あれ?何までないぞ」

「なぜだ?もう一回やってみろ」

「……………やっぱできねぇ」

「あっすまん、お前はまだレベル1だから、この魔法を撃つMPなんてなかった」

「なんだよ…ってこの世界レベルとかあるの?」

「わしだけが見ることができるのだ」

「お前何者だよ」

「秘密だ。」

「そうかよ、で、この最強魔法って何種類あるんだ?」

「6だ。火水木光闇属性あと、神属性だ」

「神属性だけ、すげー強そうだな」

「まぁ、光と闇を足して2で割った感じだ」

「わかんねーや、とにかくレベル上げ頑張るよ」

「じゃあ草原に戻すぞ、しかしテレポートは使えないからこれの上に乗ってくれ」

ミゲルは、床に触れると魔法陣が出現した。

「さぁ、ここに乗ってくれ」

「えっどうやって?」

「普通に上に乗るだけだ」

「嫌、そうじゃなくて、この牢屋の中から、どうやって牢屋の外の魔法陣に乗るんだよ!」

「あっ、すまんすまん」

ミゲルは牢屋の扉に触れると、ギィィィという音を立てて扉が開いた。

「すごいよな、魔法だらけじゃん」

「そうじゃろ?さぁさぁ、魔法陣の上に乗ってくれ」

「あぁ、そうだった」

カイトは魔法陣の上に乗った、すると、カイトの体が光り始めた

「わしは、いつもお前を見ているから、困っているときは呼んでくれ」

「はいよ、あっ、忘れてた、何レベで魔法撃てるんだ?」

「700レベだ」

「えっ…嘘だろ?じゃ、おっさんのレベルは…」

「秘密じゃ、じゃ達者でのぉ!」

カイトの体がさっきよりも光を増し、テレポートした。

「さっきのところか…おいっ、おっさん!」

「…」

「おーい、おっさん!」

「…」

「ミゲル!」

「なんじゃ…」

「はぁっ…どっちへ向かえばいいんだ?」

「そのまま真っすぐ向かえば良い」

「はいよ」

カイトは何も見えない草原をまだ直ぐ歩いて行った。


3時間後…


「はぁっ…はぁっ…全く景色が変わらね」

「おーい、ミゲル」

「なんじゃ?わしは忙しんじゃが」

「何してるんだよ」

「地球で異世界へ連れて行く人を探しているんだ」

「そういえばなんで、異世界へ連れて行く人を探しているんだ?」

「秘密じゃ、おっと、今良さそうな人を見つけたぞ、また後でな」

「いや、待て、待て!」

「なんじゃ」

「3時間ぐらい歩いたんだが、全く景色が変わらねぇ、あとどのぐらいだ?」

「知らん!」

「そうかそうk…ってええ!」

「知らんと言ったら知らん見失ってしまうから、また後でな」

「また後で呼ぶよ」

「よしまだ歩くか」

そう言うと、カイトはまた歩き始めた。


歩きつづけていると、前に倒れている女性がいた。

「大丈夫ですか!?」

その女性は、返事をしなかった。

しかしカイトは全体を舐め回すように見た。

その人は胸が大きく大胆な格好をしていた

「ちょっとだけなら…」

『ダメだ俺!』

しかし、カイトはそんなことをする勇気はなかった。

「とにかく街探すか」

カイトは周りを見てみると、小さな街が見えた。

よしあそこへ連れて行こう、とカイトは女性を背負い歩いて行く途中

『やばい胸がっ…こすr…ダメだ俺!』

などと思いながらも、あまり想像しないように我慢し、街へと歩いて行った。

街へつくと、街の人だろうか?そんな人たちがたくさんいた。

すると一人の女性が、

「どうしたんですかその方」

と聞いてきた。

「街の外で倒れていたんです、声かけたんですけど、返事がなくて。」

「ヒールは使いました?」

「えっ…ヒール?」

「もしかしてつかえないんですか?」

「はい」

「ププッ…あっいや、何でもありません。私についてきてください、家で治療します。」

「わかりました。」

と言い、女性とカイト(女性を背負った)は、家へと向かった

家へつくと、

「ここへその方寝かしてください」

と言った。カイトは女性を言われた場所へと寝かした。

女性は女性(返事なし)の方へ触れると、触れた部分が、光を放った。

「おおっ…」

カイトは見惚れた。

すると、女性の指が、ぴくっと動いた。

「大丈夫ですか!?」

「ぁ…ぅっ」

「ありがとうございます」

「いえいえ、この方はもう大丈夫です。先にお帰りください」

「あっ、はい、ひとつだけ質問いいですか?」

「どうぞ」

「どうやったらレベルを上げれるんですか?」

「レベル?なんの話?ごめん、私にはわからないわ。」

「そうですか、ありがとうございます。」

「お役に立てなくてごめんね。」

「女性を助けてくれたので役に立ってますよ。では」

「じゃあね」

そして、カイトは家を出て街中を歩き始めた。

「うわっー!すげー!」

今のカイトは子供っぽくなっていた。

「そうだ、ミゲル!」

「なんだ」

「街へついたんだか何をすればいい?」

「そうだなあ、モンスター狩ってレベルを上げることをおすすめする」

「それには、仲間がほしいな、仲間の作り方はないのか」

「あぁ、メンバー募集の張り紙を貼ればいいじゃろ、名前と場所を書いとけば勝手に来てくれるだろう」

「了解、じゃあやってみるよ」

カイトは街中をまわり、メンバー募集の張り紙を貼る場所を探した。

「ここか…紙はどこでもらえるんだ?」

「そこの人、メンバー募集の張り紙制作はこちらになります」

そして、メンバー募集の張り紙を書いた。

「カイト…場所は、そこの椅子っと。はいおねがいします。」

「はい!カイト様ですね貼っておきますので決めた場所でお待ちください。」

と、カイトのメンバー募集の張り紙が貼られ、メンバー募集が始まった。

そしてカイトはメンバー募集の、希望者を待った。





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