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Ability wars  作者: 大山鳥 鈴
Gray Knuckle
38/41

成果⑤

【赤柱 信】

『全員、お待たせ。情報棟のジャック成功』

「でかした!」

待望の他クラス<能力>情報獲得であるが……


「全クラス分ないな」

『それはだね、信氏』

「邪魔されたか、先に壊されたかだろ。キハッさん」

『ご明察』

2・6・10のクラスは速攻で破壊したようで、情報0である。このクラスの生徒との戦闘は避けたいな……。

敵の横あいを叩く、いわゆるヒット&アウェイで攻めるのが無難だな。


「赤利、影と感覚共有できるか?」

「どういう事?」

「なら、後ろ向いて、影を少し伸ばす。捕縛機能無し」

指示通り赤利は影を少し伸ばした。その影を数回踏んでみた。


「オレが踏んだかどうか分かるか?」

「うーん、何となくかな」

「それなら、影を間接的に繋げて、索敵&捕縛機能特化兵器の完成だな」

「凄いこと言ってくれるね」

この使用方法は【影操作】や【木同化】でよく使われている。対象物と感覚を共有し、敵の大まかな現在地を確認。場合によっては捕縛する事が出来る。先の森林戦闘で端末は影の握り潰しで十分破壊可能を確認。


「そうとなれば紫花」

「もう部屋出て行ったよ」

「まだ何も言ってないんだがな」

どうやらオレの作戦は読まれているな。ビルの瓦礫の影をとにかく繋げていく。


「分かってたのな」

「もちろん。七秒先までは見えてるからね」

数分で5階から1階入り口付近まで影を接続。索敵の用意は完了。

そうなると次に必要になるのは迎撃策。ここでの作戦の要は紫花。

【未来予見】はモノ・人の未来を見る事が出来る。


「3階の広間で戦うか」

このビルの構造は迎撃に打って付け。上の階に上るには部屋を横切るしかない。

そこで、4階へ向かう階段にオレを配置。反対側からはこちらが完全に見えている。

紫花は入り口付近でオレの未来を予見し続ける。

もちろんこの階にも影を複数接続中。中央付近又は、マズイ状況になった際、即刻捕縛も可能になっている。


「うーし……。オレらはここに籠城。ある程度人数減ってきたら、攻勢に出よう」

『『了解』』


--

【灰 龍悟】

「市街ステージに入ったてのに静かなもんだな」

「あぁ……」

今のところ行った戦闘は2回のみ。1度は遭遇戦。次は、自クラスへの援護。

これしか起きていないのである。となると。


「どこかに隠れて迎撃。または、大きく迂回して背中からか」

「どっちにしても、この隊列なら問題ないでしょ」

翼が前を歩き、俺は少し間を開け後ろ向きに歩いている。これにより背面からの攻撃に即応できるのだ。

飛び道具が相手ならば【竜人】で十分な対応がとれる。

逆に、近接戦闘なら翼が他の奴から後れを取るとは思えない。


「その辺のビルとか壊すか?」

「炙り出しか。実験も兼ねて1つ試したい事が在る」

「どうぞ」

右腕【竜人】対比率を8:2。モデルは銀龍。意識が持っていかれそうになるのを何とか抑えて右腕に力を集めていく。そして徐々に銀色の電気を帯びていく。


「おー、凄まじい気を感じる」

「下がっテイロ……。この爪ハ銀雷。闇を裂き、先駆けとなル流レヲ創ル」

そして、腕を背に回し爪を延ばす。後は軽く薙いでやるだけ。雷鳴と共に、建築物は意図も簡単に崩れ散った。

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