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Ability wars  作者: 大山鳥 鈴
Gray Knuckle
37/41

成果④

【赤柱 信】

「ってので良かったのやら……」

「良かったんじゃない」

「聞いてた以上に根暗だね」

今回のメンバーは相も変わらずの紫花 来華と赤利 影美。

紫花の<能力>は言わずもがな、対象の【未来予測】。

赤利の<能力>は【影操作】である。簡単に言えば「対象の影を使い拘束や攻撃が可能」。


「根暗じゃないっての……」

「ネガティブってとこかな?」

「せめて、心配性と言ってくれないかな……」

「心配性……。嘘でしょ」

「何が嘘なんだよ、事実だぞ」

どうにも、この赤利 影美とは相性が噛み合わないな。会話もそうだが……。


「心配性なら、もっと作戦立てるのが遅いと思うけど」

「エイミー、痛い所つくね」

「人を見る目ならお任せね」

「まぁ、今回はやること決まってたしな」

第1部隊の目的は唯々、他クラスへの茶々入れ。隊列は直列状態。

出会い頭戦闘は出来るだけ避けたい。森林ステージを抜けたようで、市街地のステージに変わる。


「どうするかー。ここで市街地」

「森林の方が都合が良いのかな?」

「影を延ばすなら森林の方が向いてるよ」

開けた場所が多い市街戦より、狭い場所が多い森林ステージの方がこの部隊は向いている。

紫花でなら未来予測、赤利であれば【影操作】はかなりぶっ刺さり<能力>。

オレのは市街戦向きだよな。これはミスったな。


「2:1だけど、他クラスとの戦闘考えると市街戦の方が良くない?」

「悩んでるよりは十分いいね」

2人は市街戦に賛成の様子。そっち方面で策を考えるか。


--

【灰 龍悟】

非常に軟弱な連中だ。生徒の撃破条件は腕時計型端末の破壊か気絶。

全員殴ったら一瞬で気絶した。非常い張り合いがないな。

「そっち如何だ、翼?」

「3人ダウン確認。5だな」

6組には一番近い5・7組が攻撃を仕掛けてきたが全員迎撃できた。


組んだ作戦は5人体制での集団行動。以前、信が所持していた作戦本の中に書かれていた、前衛/中衛/後衛 = 2:2:1 の編成で確実に進軍している。15人3グループが此の行動を行っている。

残り5名は情報役を担ってもらっている。


『全部隊被害なしと森林ステージ突破』

「よし、部隊長に伝達。部隊解除。人員判断は部隊メンバーに一任する」

「良いのか? ドラゴ」

「あぁ、今までのは確実に進軍する為の布陣だ」

「おー、素晴らしい考えだな」

これでメンバー入れ替えによる混乱は起きないだろう。まぁ、多くは個人で動くだろうがな。

それで戦況が引っ掻き回せる事が出来るなら重畳だろう。

可能性は低いが連携ができたら十分な進歩だろう。


「オレは翼と組んで市街戦に向かおう」

「OK」

「他の3人は如何する?」

残り3名は異口同音で「個人行動」。こっちも予想通りだな。


【白井 翼】

「さて、此処からは自己判断で行くぞ」

「あぁ、まずは高所を抑えに行くか?」

今日のドラゴの武装は2種類。メリケンサックとライフル。

前者は多分今日いっぱい出番ないだろう。後者はこれから使う場面が出てくるだろう。


「そうだな……、最後衛部隊も上がってくるところを考えると高所を抑えて進軍を助けるか」

「自分単位で動かないのな、OK 敵への圧力と足止めメインだな」

「あぁ。それと動き過ぎて腕時計壊すなよ」

ホント、他人より自分の事を優先しても誰も文句言わないだろうにな。

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