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Ability wars  作者: 大山鳥 鈴
Gray Knuckle
26/41

能力強化期間

【赤柱 信】

「で、色々聞いて話したってわけね」

「そ」

放課後、通常通り作戦室に集まり昼休みに会ったことを2人に話していく。

他言無用(オフレコ)と言われたが、教えても問題なしと自己判断。

2人は周りに言いふらすつもりはないらしい。


--


【小早川 支導】

次回から予定している<能力>強化授業とは、名前のまま。

自分が所持している<能力>を伸ばすための授業です。期間は1か月で最終日ではトーナメント形式で壱科・弐科合同での模擬戦をしてもらいます。結果の如何は特に結果に関係なく、その過程や応用方法で評価をします。

まぁ、本当は2年に上がってからなんですけどね。更には壱科だけ。

了承は、今回の件があったので1年教員全員賛成してくれましたよ。学校側も拍子抜けするぐらい簡単に首を縦に振ってくれました。


--

【赤柱 信】

「しかし、何でオレだけに情報の先出しを?」

「先ほども言ったように、数日前の件のお礼です。序に言うなら君のは苦労する<能力>だからです」

机の上の書類を片付け、ホワイトボードを出してきた。ちなみに、この人の担当科目は歴史と<能力>基礎演習の2つ。後者は今のところは唯々、ホントに講義だけ。説明はかなりうまく、オレの脳でも理解が楽である。


「例えば、君の<能力>は弾道を【予想】ではなく。弾道を【予測】が正しい」

「そうです」

「で、君の<能力>の予測が始まるのは発砲の数秒前」

正解。弾丸が放たれる前に赤い線は出る。これを利用し射線を予め体から外す。

そうすると必然的に被弾はしない。ただ避け切れない攻撃も存在している。


「動き方次第では、全く相手に被弾をさせることなく勝つ事が出来る。中/遠距離の戦闘に於いては無類の強さを誇る<能力>です。ですが、弱点が当然あります。幾つぐらい理解してますか?」

「2つぐらいですかね」

「ふむ、妥当です。私は3つほどあると思います」


先生が言うには

・1 対応予測範囲は視界内のみ

前提条件が「銃口が見えている」なので、銃口が見えていなければ予測する事さえ出来ない。

また、銃口であると認識できていなければ発動しない。

だから背面からの射撃/狙撃は回避不能。要は前からの射撃しか察知/対応できない。


・2 弾幕

ミニガンによる弾幕展開や、複数名の突撃銃による射撃。

簡単に言えば、物理的に避けられない攻撃を指す。

銃口が見えていても、避けられる空間がなければ被弾はする。


・3 残弾

敵が拳銃を使う場合、銃口がこちらに向いてい限り、赤い線が表示され続ける。

つまり、相手の銃に残弾がない場合でも発動してしまう。

意識すれば邪魔にはならないが、やられるだけでも結構厄介である。


「結論としては第一に精度の高い回避能力。次いで、その他諸々が必要です」

「まぁ、ミニガンとかの弾幕は実際回避不可ですよ」

「そういう時は、相手に「射線を合わせ辛い」と思わせる動きをすべきですね」

質問に答えちゃまずいでしょ……。このまま勢いで聞いてみるか。

何でも答えそうな勢いだ。


「狙撃手探しは?」

「まずは、「自分が狙撃手なら……」「ここを狙えるであろう位置」を常に考える事ですかね」

「偏差撃ちには?」

「それは、流石に経験則ですね。予想と回避を同時に行えば不可能ではないはず」

今ある疑問はすべて解消。と言う訳で。

「質問への回答、ありがとうございます!」

「あ……」

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