2/4
茶色の空
口の中まで砂の味がした
門の奥へ踏み入れる
頭上見上げて息を止めた
空が茶色だったから
旅の途中か流刑だったのか
腰の紐は千切れてる
鎖引きずる足は重い
夜も茶色だったとか
金縛りで目覚める夜に
自分に問いかける 答えは
次の日には忘れてる
本当の空は何色だったかな?
小さな孤児が告げる神の導きは
誰も救わないで
世界は壊れたらしい
泥の雨すら有り難いのだ
瓶の水も底をつく
額切り裂く針が軋む
傷は深く刻まれた
耳鳴りが弾ける前に
自分の舌を噛む 夢なら
次の日には消えてよと
本当の空は……。
もう僕しか覚えてないなんて、な