第弐話:英雄の存在…
それから、12年の歳月が経った…
呀龍は、18才になり立派な召術師になっていた。
呀龍の召は…『覚醒ver:獅旋龍』
※召が覚醒するまでには永い歳月と鍛練が必要であり、覚醒が行なわれると大いなる救聖守となりうる
修行前は『羅真龍』 壮絶な修行と練習を行い除々に成長を遂げていった 『<召>といぅのは、個人が持つ醒霊獣であり、言霊を念じて召喚するのだ』
呀龍は、旅に出る事を決意した。
だが、修行をしている間に様々な場所で反乱が勃発していて、沢山の街が危機に陥っていた…
始めに呀龍が向かった先は、平和に恵まれた“セントラル・キャッスルキャリー”へ向かったガタン ゴトン ガタン ゴトン
呀龍)うわぁ〜 綺麗で自然に満ちているなぁ〜!! 街人)おぉ〜 客人とは久しぶりじゃのぉ〜。
どちらからいらしたんですか?
呀龍)カルス・オブ・シュール です小さな街なんですけど…
街人)えっ… そんな……生き残りがいた…!!
古代龍迅族の生き残りが!! 英雄が…今ココに
最近になって、魔召が現れカルス・オブ・シュールは消滅して村人はみな死亡と…
これで、我等にも希望の輝が見えてきた!!
呀龍)英雄?! どぅいぅ事なんですか…
私の街は小さく、みなはごく普通に…平和に暮らしている街なんです
英雄だなんて…そんな… 街人)何も聞かされていなぃんしゃな…よかろぅ。 話してやろぅ!!
……あれは、百萬年前の話であったな…
この世は魔召使い(ガンフォース)の手によって滅亡の危機に達していた…
だが、そこえ初代英雄のラルス・カリスはこの世が滅亡に瀕している時に自分を犠牲にしてまでも、大いなる力の魂源を覚醒形体までに高め、自分の死と償いに禁忌である召術を使ってしまった…
でも、そのお陰ぢ私達も幸せに暮らす事が出来たんだ!! だから、今度は私達も一緒に立ち向かうよ!!
もぅ、こんな事を繰り返してばかりいても駄目なんだ。 一緒に闘ってくれるかぃ?!
呀龍)はぃ!!僕もラルスさんみたぃに世界を救いたいです。 もぅこわな過ちを冒したくありません
“やります!!救います!!” 街人)良かったぁ〜 助かります。ありがとぅ
《心の中:この子はラルスより強大な力に満ち溢れている… この子なら、世界最強で最後の召術使いになるだろぅ》
街人)この先に、救いを求めている街…ディオラ・ウィオラがある。 そこへ向かってくれ。
呀龍)わかりました。
街人)あっ…お礼に言っちゃぁ〜何々だがコレを貰ってくれ!!
≠癒薬(キズ治)≠食糧≠ 呀龍)ありがとぅござぃます。では、行ってきます 街人)お気を付けてぇ!! 呀龍)《心の中:この先に…とてつもなく信じられない戦いと共に…自分自身の真実が記された道が…今…ココにある!!》
呀龍は、次の街“クリアフリーズ・バース”へ向かった。