表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水神様は僕のストーカー(夏のホラー2025参加作品)  作者: 彗花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/4

学校

今日は短めです

「⋯⋯雨が上がるから帰る」


 そう言って龍が消えたのは今朝のことだ。

 まるで幽霊かのようにすぅっと消えていく龍を見て、本当に水神だったんだなぁと思ったのは内緒だ。一昨日ご飯を作ってあげてから完璧なニートになった僕のストーカーからは、水神らしい威容なんて微塵も感じなかったからね。うん、人ならざるものが見える紫音姉ですら水神だということを忘れかけていたんだから、一般人の僕が忘れちゃってもしょうがない。


「ねえ、心。今日は必ず誰かと一緒に行動すること。いい?あなたは命を狙われているのよ。その自覚をきちんと持ってね」

「うん。紫音姉と一緒にいればいいよね?」

「⋯⋯もちろん。お姉ちゃんが守ってあげる」


 やっぱり紫音姉は頼りがいのあるお姉ちゃんだなぁ。たまに子供っぽいけどね。

 そういえば、今日も父さんと母さんは帰ってこないのかなぁ。昨日も帰ってこなかったし⋯⋯大雨で帰れなかっただけならいいんだけど。


 学校につき教室まで一緒に向かう。この辺りは子供が少ないから教室も全学年一緒なのだ。

 古びた扉をがたがたと開けると、まだ誰も着いていないようで、室内は静寂に包まれていた。


「紫音姉、こんなに早く着くなんて珍しいね」


 そう言ってくるりと後ろを振り向くと──


 誰も、いなかった。

ここまでお読みいただきありがとうございます


面白かったと思ったなら☆☆☆☆☆を、つまらなかったと思ったなら☆を。

思ったままの評価で構いません。少しの評価でも僕の励みになるのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ