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【詩集】Shangri-La

渚のテラスにて

作者: 野鶴善明

 

 夏空

 白い雲を見上げる

 いつか

 きっと

 私の想いが

 あの雲へ届きますように


 あこがれだけは

 なくしたくないから

 心の片隅で

 いつも祈っています

 ギターをつまびいて口ずさむ

 やさしい愛の唄


 冷えたラムネの瓶を

 額に押し当てる

 これまで

 ずいぶん歩いてきたけど

 これからも

 まだまだ歩くのでしょう

 なにかを悔やむより

 今日を生きたい


 海の声に耳をすまして

 夢がささやく

 ガラスの言葉にうなずく

 もろいからこそ

 大切にして

 純だからこそ

 守り抜いて


 入道雲

 蒼い夏を見上げる

 いつか

 きっと

 私の愛が

 あの空へ届きますように

 

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