【揺花草子。】[#3706] 15世紀ぐらい。
Bさん「現代建築には欠かせない建材であるところのコンクリートですが。」
Aさん「ん、おぉ。」
Cさん「どのへんで使われているかしら?」
Aさん「どのへんって・・・いやもう至るところで使われてますよね。
ビルの外壁やブロック塀、新幹線とか高速道路の橋脚とか・・・。」
Bさん「『スローループ』ガチ勢としては
埠頭を忘れないで欲しかったよ。」
Aさん「ぼくきみらほどガチ勢ではないかと思うけど・・・。
でも確かにそうだね、海の埠頭とかもコンクリートだね。」
Cさん「上原港一泊!とかね。」
Aさん「確かにコンクリーの上で夜を明かしましたけども!!」
Bさん「コンクリートの歴史は知ってる?」
Aさん「歴史。
えーっと・・・確か随分昔から使われてるんじゃなかったっけ。」
Cさん「随分昔と言う曖昧な言い方は感心しないわね。
いつの時代ぐらい言って欲しいところだわ。」
Aさん「うぐっ・・・。」
Bさん「古代エジプトぐらいの時代からコンクリートの利用は
始まっていたらしいんだけど、建材として大規模に使い始めたのは
古代ローマの時代みたいだね。
水道橋とかコロッセオ、あとはあの有名なカラカラ帝の浴場とかも
ローマン・コンクリートで作られていたと言うよ。」
Aさん「ほほう。」
Cさん「コンクリートはどうやって作られるのかしら?」
Aさん「えっと・・・色々あると思いますけど、
セメントと水とかを混ぜて作る事が多いんじゃないですか?」
Bさん「その通り。
色々あるけど、セメントがいちばん使われていると思う。」
Aさん「んん。」
Bさん「細かい話はぼくも良く分からないけど、一般に流通しているセメントは
なんか土嚢みたいなでっかい袋に入って売られているよね。」
Aさん「あぁ、ホムセンとかで見かけるね。」
Cさん「ああ言う小売りの製品を作るために、大量のセメントを
工場に運ぶ必要があるわけよね。」
Aさん「ええ。」
Bさん「生産地から海路で工場へ運ぶようなでっかい船があるよね。」
Aさん「あぁ、うん。あるある。
なんか甲板の真ん中ががばー開いてでかいポンプみたいなので
大量の粉末を流し込むみたいなやつだよね。」
Bさん「そうそう。ああ言うのをセメント専用船と言うんだ。」
Aさん「専用船。」
Cさん「専用船と言うぐらいだから、セメント以外のものは運べないわけよね。
三角貿易で塩とか胡椒とかスパイスとかを
たっぷり積んでと言うわけには行かないわ。」
Aさん「それは・・・そうでしょうねえ・・・。
やけに香ばしいコンクリートになりそうですしねえ・・・。」
Bさん「つまり『セメント・ノミ』って事だよ。」
Aさん「メメント・モリみたいな言い方しないで?」
死を思え。




