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【揺花草子。】(日刊版:2022年)  作者: 篠木雪平
2022年02月
47/364

【揺花草子。】[#3673] ドキュメント2.14 #3

ナカP「じゃあ今年は女子チームからって事で良いんじゃない?」

Bさん「えっあっそうですか?

    はぁ、分かりました。じゃあ準備して来ますね。」


    ガチャっ(ブリジット退出)


Aさん「なんか今日ブリジットあんまりテンション高くなくないですか?」

Cさん「だいたい阿部さんのせいよ。」

Aさん「何でですか!! ぼくが一体何をしたって言うんですか!!」

Cさん「雨の日と月曜日と阿部さんと収録する日はいつも落ち込ませるのよ。」

Aさん「カレン・カーペンターみたいな事言い出した。」

Cさん「そぉい!!って事?」

Aさん「それは違うカレンですね。」

Cさん「でも例年通りそれなりに頑張って用意はしていたわよ。

    私も手伝ったし。」

ナカP「そうなんです?」


    ガチャっ(ブリジット入室)


Bさん「主に試食をね。」

Cさん「ちょっと。計量とかも手伝ったでしょ?」

Aさん「(アニメみたいなタイミングで戻って来たな)」

Bさん「阿部さん今ぼくがアニメみたいなタイミングで

    戻って来たなって思ったでしょ。」

Aさん「思ったけど!なんならむしろ入ってくるタイミング計ってたのかと

    思ったほどだったけども!!」

Bさん「そんな事ないですよーだ。

    ともかくまずは女子チームからの品です。

    今回はちょっと初心に帰ろうと思ってね。」

Aさん「初心に帰る、とは?」

Cさん「初心に帰って阿部とか言う幼女好きのキモいおじさんと一緒に

    企画のキャストを務める事になった頃の不信感を思い出してみたのよ。」

Aさん「酷いですね初めの頃はぼくの事そんな風に思ってたんですか!!!」

Bさん「幼女好きのキモいおじさんと言う不信感は今も変わらないけど。」

Aさん「勝手に被せた濡れ衣で不信感を抱くのはやめてくれないかな!!?」

Bさん「ごめんごめん、初心って言うのはそう言うんじゃなくて。

    ほらここ数年、チョコタルトだったりフランボワーズショコラだったり

    チョコシフォンのチョコソースがけだったりフォンダンショコラだったりと、

    けっこう手の込んだものになって来てたわけでね。」

Aさん「んん、そうだったね。」

ナカP「バレンタインにかける本気度が垣間見られてたよね。」

Bさん「でも、さすがにもう毎年毎年上回っていくのは辛いなと。

    こっちだってただただアマチュア美少女パティシエなものですから、

    そう毎年新しい事はできませんよ、と。」

Aさん「美少女を付ける意味はあったのかな?」

Bさん「なので今年は初心に帰り、お菓子作りを始めた頃に

    良く作っていたシリーズと言う事でガトーショコラを。」

Aさん「おぉ。なるほど。」

Cさん「シンプルなガトーショコラだけど

    ソースはブルーベリーとかイチゴとかオレンジとか

    数種類用意してるからね。

    クリームと一緒にお好きなものを選んでお使いくださいね。」

ナカP「申し訳程度に給仕さんみたいな事を。」

Aさん「なるほど、初心に帰ったってそう言う事。」

Bさん「つまりね、こう言う事さ。」

Aさん「え?」


Bさん「『ソロモンよ、私は帰って来た!!』」

Aさん「あっアナベル・ガトー!!???」


 金平糖の形をしているわけではない。

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