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【揺花草子。】(日刊版:2022年)  作者: 篠木雪平
2022年12月
364/364

【揺花草子。】[#3991] 一緒に暮らそう。

Bさん「今日はとうとう大晦日でソカ。」

Aさん「何なの雑な語尾きみの中で流行ってるの?」

Cさん「サンスクリット語で『幸あれ』って意味らしいわよ。」

Aさん「それは『ソワカ』の事ですよね?」

Bさん「オンベレブンビンバって事だよ。」

Aさん「正しくはオンタラクソワカだね?」

Bさん「『鎌倉殿の13人』も無事に完結したけれども、

    13人って言うのは何も合議制に参画した13人の事を

    表していたわけではなかったと言う驚きの展開でした。

    まさに叙述トリックここに極まれりって感じだったよ。」

Aさん「確かに・・・!

    義時が最後に挙げた鎌倉政権を盤石にするために

    退場いただいた主だった皆さんの合計が13人って言う

    思わず目を瞠るような展開だったね・・・!」

Cさん「我々はしばらく前に

    『毎週13人の誰かが欠けていくんだから

     番組のタイトルも「鎌倉殿の5,6人」とかにしたほうが

     いいんじゃないかしら』なんてアホ面下げて言ってたけど、

    そんな我々の発言に対して三谷先生は

    『この金髪美人アホ面下げてすっかり騙されてやがるぞ』

    なんてほくそ笑んでいた事でしょうねえ。」

Aさん「いや三谷先生こんな場末の低浮上コンテンツに

    目もくれてないと思いますよ?

    あとテキストコンテンツだからアホ面かどうかは判りませんしね?」

Bさん「少なくとも阿部さんが事案面である事は

    テキストからも滲み出ると思うんだけど。」

Aさん「事案面ってどんな顔?」

Bさん「ま、ともかく、なんだかんだで衝撃のラストを迎えました

    2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。

    長きに渡る鎌倉と朝廷との主導権争いは

    政子の開幕宣言により華々しく開催した

    わんにゃんにゃんわん祭りにて一応の決着を見たよね。」

Aさん「尼将軍のあの感動的な演説はお祭りの開幕宣言だったの?」

Cさん「でもわんにゃんにゃんわん祭りは割とあっさり描かれてて

    少し拍子抜けではあったわね。」

Aさん「まあ・・・確かに。

    でもまあ言ってもあれが義時の最期の時ではないですし、

    あの後にたっぷり尺を使いたかったのでしょうから・・・。」

Bさん「でも上皇様のカメレオンっぷりと言うか、

    トキューサをなんとか丸め込もうとする上皇様は強かだったよね。

    それだけにそのすぐ後に文覚に頭を噛まれながら退場する様は

    実に衝撃と言うか笑撃だったよ。」

Aさん「そうだったね・・・! 文覚まさかの再登場だったもんね。」

Bさん「ま、そんなわけで、今日は大晦日だって言うのに

    大河ドラマの振り返りを今更している我々。」

Aさん「んん・・・。」


Bさん「年末は慌ただしいから仕方ないソカね。」

Aさん「それ理由になる?」


 来年もよろしくソカ。

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