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【揺花草子。】(日刊版:2022年)  作者: 篠木雪平
2022年02月
32/364

【揺花草子。】[#3658] 沈んでいく。

Bさん「1ドルと1ユーロって結構価値が近いじゃない。」

Aさん「え、あぁ、うん。」

Cさん「経済のお話は苦手かしら?」

Aさん「苦手って言うか・・・まあ我々的にもあんまりしないですよね。」

Bさん「収録時点でって話だけど、

    日本円では1ドルは115円前後だし、1ユーロは130円前後。

    ユーロドル比で言うと1ユーロが1.1ドル余りの比率になるね。」

Aさん「んん。」

Cさん「これに対して円はさっきも言った通り

    例えば1ドル買うのに115円くらい必要と言う事になる。

    あくまで額面でと言う話だけれども、ドルの方が円よりも

    115倍の価値があると言う事になるわね。」

Aさん「いやそれは暴論だとは思いますけど・・・。」

Cさん「もちろんそうよ。だからあくまで額面でと言う話よ。」

Aさん「はぁ。」

Bさん「まあ100倍程度ならまだ何とかかも知れないけど、

    他の通貨では800倍とか1000倍とか、4000倍ぐらいの

    交換比率の通貨だってあったりするわけだ。」

Aさん「ふむふむ。」

Cさん「インフレが進むとモノの値段が上がるわよね。

    つまり同じものを買おうとしても多く支払わなければならなくなる。

    経済が不安定な国ではインフレが進みがちだわ。」

Aさん「ふむふむ。

    なんか歴史の教科書で大恐慌の頃の風刺画で

    パン1個を買うのにバスケットいっぱいの札束を運ぶみたいなのを

    観た覚えがありますよ。」

Bさん「モノの値段が上がってもそれに従って所得も増えるなら

    ざっくり言えばどうと言う事もないのだけど、

    実際はなかなかそうもならなかったりする。」

Aさん「ふむ・・・。」

Cさん「過度なインフレやデフレなどによって不均衡が発生して来ると

    経済活動に支障が出がちだから、これを是正するために

    通貨価値の切り下げと言う政策が実行される事があるわ。

    これをなんと言うか知っているかしら?」

Aさん「えっと、あれですよね、デノミネーション。」

Bさん「おっやるねえ。その通り。

    厳密には誤用なんだけど、日本ではもっぱら

    通貨単位の切り下げないしは切り上げを行う事を

    デノミネーション、略してデノミと呼称する。」

Aさん「うん。」


Bさん「そしてそれでも改善できず

    泥沼に嵌まって喘ぐ状態の事を

    ヌマニメーションと言うよ。」

Aさん「それはウソだな!!???」


 最後は隊長の声で。

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