【揺花草子。】[#3779] らりらりら。
Bさん「実は最近のぼくは
『3文字の単語を見聞きすると
ついついこたつたこっちゃう病』
に罹患してるんですが。」
Aさん「何その頓痴気な病気。
いや何となく解るけども。」
Cさん「解ると言うなら説明してみて?
病魔に苦しむ薄幸美少女の心を慮ってみて?」
Aさん「いやブリジットに別に薄幸キャラないですけどね?
ええと・・・まあつまり、3文字の言葉、例えば『こたつ』とかを聞くと
ついつい『こたつたこ~』みたいに歌っちゃいがちだって事ですよね?」
Bさん「ついつい歌っちゃうのはステージ3でかなり深刻な病変だけどね。
ぼくはまだそこまで進行してなくて、
ギリギリ脳内再生で押し留まっているレベルだよ。」
Aさん「そんなステージがあるんだ?」
Cさん「ちなみに末期症状のステージ4は
日常会話でも普通に3文字の単語をこたつたこっちゃう状態よ。
日常かいわいかでもふつうつふに3文字のたんごんたを
こたつたこっちゃう状態よ。」
Aさん「ステージ4の人いた!!!」
Bさん「ちなみにぼくはさっき言った通り
ついつい脳内再生するだけに留まるステージ2だけど、
初期症状のステージ1は3文字の単語を聞くと
無差別にこたつたこしたくなって我慢できなくなると言った
自覚症状があるよ。」
Aさん「その時点で結構深刻だな。」
Cさん「ちなみにこの病気の厄介なところは、
3文字の単語でありさえすれば良くて、
文意が成り立つかどうかを度外視しがちと言う事なのよ。
これが病気を発症しているかどうかの境目になるわ。
さっきわたしが言った『たんごんた』なんて意味が通じないでしょ?
それでも気にせずつい口走っちゃうのは典型的な症状よ。
逆に言えば意味のあるこたつたこしか口にしない間は
疑いに過ぎないレベルって事ね。」
Aさん「おぉ・・・そ・そうなんですか・・・。」
Bさん「そんなわけで近頃のぼくは3文字の単語に敏感です。
これは人の名前でもしかりだよ。
『まどかどま~』とか『さやかやさ~』とか『ほむらむほ~』とか
『マミマミマ~』とか言っちゃうがちなの。」
Aさん「そう言う方面から例えを引っ張ってくるスタイル。
そして『マミマミマ』は良いの?」
Bさん「その点阿部さんは『あべ』の2文字だから
ネタにもならないしホント使えない。」
Aさん「腹立つなきみ!!!!!」
名前のほうは3文字ですよ。