【揺花草子。】[#3760] 多様性。
Bさん「『おじゃる丸』は今年が25周年なわけですよ。」
Aさん「おぉ・・・そうなの!?
25年てすごいねえ・・・!!!」
Cさん「何しろ阿部さん好みの幼女だった世代が
大人になって結婚して子供を産んで
その子が阿部さん好みの幼女に育つくらいの年月だからね。」
Aさん「その言い方なんかアレですね!!!」
Bさん「でもね、いまママンが言った、
大人になって結婚して子供を産んでと言うのは
昨今生き方のパターンのうちの1つと言う感じじゃないですか。」
Aさん「んっ・・・えっ、なに、どう言う事?」
Cさん「つまり、大人になって所謂『適齢期』になっても
結婚したり出産したりを選ばない生き方も
最近では珍しくないと言う事よ。」
Aさん「あぁ・・・まあ・・・。」
Bさん「事実この現場ではみんな良いトシした大人なのに
誰一人として結婚してないわけだしね。」
Aさん「いやっ・・・実際そうだけどなんかその言い方腹立つなあ・・・!」
Cさん「そう言う風に阿部さんが腹を立てるのも、恐らくは
『結婚して家族を持ち子を成すのが人生の幸せ』と言ったような
ある種の固定観念が前提にあって、
それから外れた現状である事に
ある意味引け目のようなものを感じているからじゃないかしら。」
Aさん「んー・・・まあ、そう言われるとそうかも知れません・・・。
そう言う生き方を選んでいないと言う事を
自信を持って言えるのであれば腹が立つ事もない・・・
・・・いや、そもそもブリジットの物言いが腹立つわけで・・・。」
Bさん「あはは、ごめんごめん。確かにちょっと挑発的だったね。
ま、とにかく、結婚して家族を持ってと言うのは
ライフスタイルが多様化して来ている昨今にあっては
多くの人生の形のひとつに過ぎないと言うわけ。」
Aさん「んん。まあもちろんその生き方が基本的にはスタンダードだけども、
そうじゃない生き方も市民権を得つつある感じはするね。」
Bさん「そこで『おじゃる丸』きっての独身貴族であるところの
うすいさちよ28歳独身様だよ。」
Aさん「独身貴族って感じか?」
Cさん「『うすいさち28歳独身様』、より正確には
『いつの日か少女漫画でどかんと一発当てて大金持ちになる事を
夢見ていらっしゃるうすいさちよ28歳独身様』
だけれども、これは電ボがうすいさんと遭遇した際に
しばしば言う言い方よね。」
Aさん「ですね。」
Bさん「しかしながら、この第25期、このお馴染みのセリフに
大きな変化があった。」
Aさん「えっそうなの?」
Cさん「『いつの日か少女漫画でどかんと一発当てて大金持ちになる事を
夢見ていらっしゃるうすいさちよ28歳・・・様』
と呼ぶようになったのよ。」
Aさん「『独身』がオミットされた?」
Bさん「正確には『独身』の部分はインターバルになったって感じだね。
敢えて言うのをやめたみたいなイメージ。」
Aさん「ほほう・・・。」
Cさん「これもね。独身と言うのが取り立てて言及するほど
特別なものではなくなって来ている、
独身かどうかを論う事は昨今の世情に反すると言う
事だと思うのよね。」
Aさん「なるほど。
確かに、そう言う事もあるかも知れません。」
Bさん「電ボはこんな風にちゃんと
世情を読めるポテンシャルがあるのに
なんで女が絡むとあんなにクズなんだろうかねえ。」
Aさん「随分と手酷い批判!!!!!」
過去のやらかしが山ほどあるからね。仕方ないね。