表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2022年)  作者: 篠木雪平
2022年01月
13/364

【揺花草子。】[#3639] 評価が割れそう。

Bさん「昨日も話したドラマ『岸辺露伴は動かない』ですがね。」

Aさん「んん、今日もその話なんだね。」

Cさん「昨日はマンガやアニメの実写化と言うものに対しての

    拒否感について話したわね。」

Aさん「ですね。そしてこのドラマはそれを超えて来たとも。」

Bさん「とは言っても、やっぱり本作が特別であったとは思うよ。

    これで以て他の実写化作品ももっと観てみようとはならないかな。

    じゃあ『おちフル』実写化です!って言われても

    イヤイヤイヤイヤ。ってなっちゃうもん。」

Aさん「よりによってなんで『おちフル』!!?」

Cさん「こう言う拒否感情って

    『日本の人気コンテンツをハリウッドで映画化!!』

    にも通じるところがあるわよね。

    いやいやそれ誰が望んでるの?みたいな。」

Aさん「カトリーヌさん・・・。

    それは随分と踏み込んだ意見ではないですかね・・・。」

Bさん「昨日ドラマ『露伴』は原作である『ジョジョ』に対する

    熱い思いと言うか深い洞察と言うか

    そう言うものがすごいって話をしたけども、

    ハリウッド映画化されたコンテンツはもう

    設定の表面だけさらって中身はまるで別物、みたいなものも

    あったりするもんね。

    よくそれで作品のタイトル背負えるもんだな、と皮肉の1つも

    言いたくなっちゃうようなものもあったりするよ。」

Aさん「いやもうこの話やめよう?

    そんな事ぐちぐち言っても誰のためにもならないと思うよ?」

Bさん「んん、そこは、阿部さんの言う通りかも。

    そうだね、自重しよう。

    とにかく2年連続で年末に OA されたドラマ『露伴』についてです。」

Aさん「んん。」

Cさん「今回は #04〜#06 と言う事になったけれども、

    3話を通じて六壁坂と言う柱を立てて来てたわよね。」

Aさん「そうですねえ。

    #05 では『ジョジョ』本編のチープ・トリック編を

    絡めて来ると言う大胆な改変でしたけども、

    原作ファン層も納得のクォリティだったと思います。

    これもまた役者さんの怪演が光ったと言う感じかと。」

Bさん「本編にも登場した『振り返ってはいけない路地』を

    見るなのタブーの代表格とも言える黄泉比良坂に絡め、

    そしてそれを六壁坂に繋げていくシナリオの妙には唸らされました。」

Aさん「確かに。あれはすごいなーと思ったね。

    『坂は境目だ』と言う露伴先生の科白が効いていたよね。」

Cさん「ドラマ中では破産してしまった露伴先生だったけれども

    なんとか家を手放さずに済んだのよね。

    と言うかこう言っちゃなんだけど原稿料の前借り程度で

    あれだけの豪邸を買い戻せるものなのかしら?」

Aさん「いや・・・そこはいくらでも理屈は付けられるんじゃないですかね。

    それこそ買い戻すための手付金みたいなやつかもですし、

    もしかしたらその原稿料がウン千万だったりするのかもですし。」

Bさん「ま、ドラマではそんな風になんとか収束していった

    露伴先生のおうち問題ですが。」

Aさん「んん。」


Bさん「これはもしかして

    露伴先生が泉くんの家に転がり込む展開が

    ワンチャンあるんじゃないかと

    色めきだった層もいるんじゃないかな。」

Aさん「そんなまさかの展開が!!!!!」


 原作だと康一くんの家に転がり込んでましたけどね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ