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インター猫

インター猫~自撮り猫セルフィー~

作者: SHIN
掲載日:2021/08/20

ノートパソコンを開き、「猫の会」に、接続!


「にゃふふふふ・・・

いい自撮りが、たくさんよぉッ!」


ロシアンブルーの猫耳娘・セルフィーは、スマホをパソコンに接続。


「だららららァッ!」


猫の写真と、猫耳娘の写真が投稿されていく。


とたんに、「いいね!」がつきまくる!


「自撮りをする猫はいるけど、自撮りする「猫耳」は私だけ!

このセルフィー様のみ!」


カメラ目線のかわいいロシアンブルーの猫。



一方・・・


「いたんだ・・・

こんな猫耳娘・・・」


ある寺で、袈裟姿の猫耳娘が画像をチェックしていた。


「うーん・・・

うちのお寺も、やるべきかしら・・・

仏壇の前で、拝む猫とか・・・」


まんまである。


「これ、シロ。

こういうのは、プロの仕事屋にまかせなさい。

餅は餅屋です。」


イケメン住職が、たしなめた。


「楽しみは、楽しみでやるのがよいのです。

仕事になってしまうと、休めませんよ。

まあ・・・

ロックをたしなんで、悟りを開こうとする僧もいますが。」


「そうですね。」



ある一軒家・・・


「ふーん・・・

だから?」


本日のネット取引を終えてひと稼ぎした猫耳娘は、関心なさそうにネットを見る。


「おッ。

かわいいじゃん。」


会社から帰宅した、彼女の飼い主がモニターを覗き込んだ。


「そんなことより、ごはん!」


「はいよ。」


飼い主は、愛猫である猫耳娘に猫用ミルクとプレミアム猫缶を渡す。


「ふーん・・・

最近じゃあ、猫耳娘・・・

けっこういるんだな・・・

「インター猫」って?」


「寒いよそのネタ。

ご主人様・・・

もちょっと、贅沢しない?」


「しないよ、クロナ。

だって、お前が稼いだお金だろ。」


「分相応ねえ・・・

お寺の猫が、そんな説法してたなあ・・・」


クロナは、しみじみと言った。





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