インター猫~自撮り猫セルフィー~
ノートパソコンを開き、「猫の会」に、接続!
「にゃふふふふ・・・
いい自撮りが、たくさんよぉッ!」
ロシアンブルーの猫耳娘・セルフィーは、スマホをパソコンに接続。
「だららららァッ!」
猫の写真と、猫耳娘の写真が投稿されていく。
とたんに、「いいね!」がつきまくる!
「自撮りをする猫はいるけど、自撮りする「猫耳」は私だけ!
このセルフィー様のみ!」
カメラ目線のかわいいロシアンブルーの猫。
一方・・・
「いたんだ・・・
こんな猫耳娘・・・」
ある寺で、袈裟姿の猫耳娘が画像をチェックしていた。
「うーん・・・
うちのお寺も、やるべきかしら・・・
仏壇の前で、拝む猫とか・・・」
まんまである。
「これ、シロ。
こういうのは、プロの仕事屋にまかせなさい。
餅は餅屋です。」
イケメン住職が、たしなめた。
「楽しみは、楽しみでやるのがよいのです。
仕事になってしまうと、休めませんよ。
まあ・・・
ロックをたしなんで、悟りを開こうとする僧もいますが。」
「そうですね。」
ある一軒家・・・
「ふーん・・・
だから?」
本日のネット取引を終えてひと稼ぎした猫耳娘は、関心なさそうにネットを見る。
「おッ。
かわいいじゃん。」
会社から帰宅した、彼女の飼い主がモニターを覗き込んだ。
「そんなことより、ごはん!」
「はいよ。」
飼い主は、愛猫である猫耳娘に猫用ミルクとプレミアム猫缶を渡す。
「ふーん・・・
最近じゃあ、猫耳娘・・・
けっこういるんだな・・・
「インター猫」って?」
「寒いよそのネタ。
ご主人様・・・
もちょっと、贅沢しない?」
「しないよ、クロナ。
だって、お前が稼いだお金だろ。」
「分相応ねえ・・・
お寺の猫が、そんな説法してたなあ・・・」
クロナは、しみじみと言った。




